2018-01-16

50年後、ふるさとの町は無くなっているかもしれない

数年前、実家帰省したら駅前通りの5階建てのデパートが取り壊されている事に気がついた。。

さいころは、あそこで服を買ってもらったり、ガンダムガチャガチャをよく回しにいっていたのを覚えている。

そうとう栄えたデパートだった。

更地になって新しく建ったのは、小さな一階建ての携帯電話ショップだった。

 

過疎化により、町にあったバスターミナルはなくなり、ただの停留所だけになった。

平成元年3万人いた人口も30年たったいまや2万人、産業がどんどんやせて言った。

 

子供の人数も加速的に減り平成元年の三分の一程度しかいなくなってしまった。

学校が統廃合され、町の端の方の子スクールバスをつかって、子供たちは町の中心にある学校に通うようになった。

 

同窓会を開いても、半分以上の人は都市部に住んでいるためなかなか集まらない。

地元には仕事が無く、家業農家をやってる家の子くらいしか地元に残っていない。

 

 

母港の中学校も数年前に廃校になったらしい、

自分がいたときは1クラス40名程度だったが、廃校が決定した当時には1クラス5人程度しか居なかったらしい。

たった30年で、そこまでの変化があった。

 

テレビで全生徒10人くらいの山奥の小さな村の学校廃校になるドキュメンタリー他人事のように見ていたけど

そういう事態が山奥だけじゃなくて、地方都市でも当たり前に起き初めていることに軽い絶望を覚えた。

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