数年前に催眠、乳首、前立腺あたりを浅くかじったものの手間の割には徒労感が大きくて最近は面倒であんまり触っていないんだが、たまに不思議な状態になることがある。
意識がぼんやりして微睡んでいる時にエロ妄想をしていると、その感覚がじわりじわりと自分のものに近づいていることがある。
催眠が上手い人は五感を完全に騙せるのかも知れないが自分の場合はそこまでできず、せいぜい極限まで思い込めているというか思考から現実の五感と認識を意識して取り去っているというか、そんな感じ。だから現実の俺の男の肉体を動かすと妄想の中の女の肉体が気持ちよくなって、女が喘ぐ。喘ぎ声はしょうがないから裏声を頑張ってどうにかする。俺は大の巨乳フェチなんだけど自分に乳がついたことはないからそこを意識すると妄想が粗すぎてボロが出て萎えるから忘れる。お気に入りのエロ台詞なんかも言ってみるとなかなかどうして性感が刺激される。俺の声のくせに。
そんなことを続けているとやがて妄想の中で女が絶頂する。すると自分の身体も自然と持ち上がってビクビクと痙攣する。頭が真っ白というわけではないんだけども全力で喘いでビクビクするとまぁ雰囲気だけでも気持ちよくなる。しかも射精と違って脳が醒める賢者モードがないから同じことがまたできる。さすがに3時間繰り返すと脳が先にくたびれて微睡みを維持できなくなった。おもむろに尻に触れてみると一切触ってないのに腸液でぐっしょりしている。男性の肉体にこんな機能があることが驚きだ。
この感じも心地よいとは思っているんだけども、メスイキがこんなもんじゃなくてその先にあるものならその境地を見てみたくもある。
一介の男好きの男がいうことだから信じてほしいけど本当に頭真っ白というか焼き付くような感じでホルモンとかいろいろ駄々洩れになる。 ただ戻れなくなるってこともないんだけどね...