2017-12-24

クリスマスイブぼっち車内飲酒

18きっぷで遠出してその帰り道。

4人掛けのボックスシートを1人で占領できるぐらいしか人が乗っていなく、あと2回乗り換えれば家に着けるような列車

終電2つくらい前で、もし乗り過ごしてもまだ何とかなるレベルの状況。

今日一日、観光地に色々歩き回って、乗り継ぎの連続であった列車に乗り疲れて、それを癒やすかの如くキオスクで買い込んだ酒を車内のその占有状態ボックス席で飲み干す。

つまみにはチーズ

列車は今、初狩に向かっている。

この車両乗車率10%程度。

俺は今幸せな時を噛み締めている。

世間クリスマスイブで浮かれ、俺も先程までその熱に嫌気が差していた。

が、ときにはこんなのもいいじゃないかと思える。

世間から隔絶された感覚

きっと車内の誰もが俺のことを視界に入っていることすら忘れてしまっているだろう。

日々、東京喧騒に飲まれ、人の視線に晒され、鬱々と過ごしていたこれまでとは打って変わって、俺は今何者でもない。

ずっとこの列車が走り続けれはいいのに、永遠に終着駅に辿り着かずに果ての果てへ行ってしまえばいいのに。

そう思いながら、いつもと変わらない"帰路"をこの列車は歩むのだ。

俺の意思とは無関係に。

  • いいね! どの辺?明日は有給にしてる感じ?

    • 明日からまた日常が始まってしまう。 そう思うと共に列車にひとが増えてくる。 つらい。戻りたくない。

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