2017-11-16

人を呪わば穴×N

まとめサイト運営者が損害賠償判決を受けたというニュースにおいて、このブコメが星を集めていた。

被告のほうも「男性」じゃなくて実名報道しようぜ。社会的制裁が加わるように。200万くらいの賠償額じゃ、この差別扇動サイト@hoshusokuhouの収益もきっとまだプラスだろうし。 』

率直に言って 私はあのサイトはやりすぎだと思っていたのでこの判決を支持するし、もっと言えば このブコメをした人の気持ちもわかる。

でも、どこかひっかかるものがある。

すなわち、このブコメサイト運営者に対する社会的制裁扇動してはいいか

匿名性を基に誰かを攻撃するという点で、ブクマカ運営者は何が違うのだろうか。

しかたらこんな匿名日記ブコメ批判する私も同じなのかもしれない。

もっと言えば、この日記への批判ブコメも(つかないかもしれないが)。

攻撃批判境界が、私にはわからない。

私の好きな名探偵セリフを今でも覚えている。

「人を呪わば穴2つ」とは「呪いなんて存在しない。ただし呪う側は性根込めすぎて死に、呪われる側も呪い効果を過度に心配する故に死ぬ。だから人を呪うときは墓穴は2つ用意しておけ」ということなんだそうだ。

循環するこの怨嗟に対して、いくつの墓穴を用意すればいいのだろうか。

1つの穴に全員をぶち込んで「ムジナ」とでも名付けるのが現実的な解かもしれない。

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