ゲームクリエイターを目指しゲームをやりこみ、プレイするのが楽しいのであって作ってもしょうがないと悟った小学生時代。
漫画家になりたいと思いA.ルーミスの本を買うも30ページで挫折し、数カ月後に2冊目を購入して10ページで挫折した中学時代。
ラノベ作家を目指してブログで文章力を磨こうとするも、ネットばっか見て本を読まない自分に気づいてこりゃ儲からねえから目指してもしゃーないなと諦めた高校時代。
アルファブロガーになろうとブログやSNSでキチガイアピールを繰り返すも全くフォロワーが増えない事で自分の限界を悟った大学時代。
そして、今、俺は公務員になった。
公務員になるのは夢じゃなかった。
本当の夢はニートになることだった。
でも、ニートになるのは怖くて、社会も怖くて、あんまり社会が怖いから安定を求めて公務員というドツボに落ちた。
夢は、ニートになること。
でも、公務員というスキルが全く身につかない仕事のレールを途中で降りたら、二度と日の当たる場所には戻れまい。
貯金をためて、自分の人生はもう残り数年や10年で十分だと割り切り、遂に仕事を辞めた頃には、もうニートと呼べる歳ではなくなっているだろう。
俺は、俺の夢を裏切りつ続けて、今ここにいる。
俺には夢がない。
まーた公務員の自慢か