俺はバスに乗っていて目的地についたから降りるんだけど、そのバスは二階建てで、二階から飛び降りるかハシゴをつかっておりなきゃならない。
女の子はまだ若く20歳そこそこで髪の毛は肩までのふんわりした髪型、くるぶしまである長くて黒いコートを着てる。
女の子は若いのでハシゴを使わずそのままふわりと飛び降りた。俺はもうおじさんだからハシゴをつかって半分まで降りてジャンプした。
あまりにもふわりと飛び降りたのでまるで体重がないように見えた。
俺たちは同じ方向に歩いていたんだけど女の子はすごく移動スピードが速いんだけど、そのわりに足の動きは普通の人とあまり変わらない。
なんか変だなと足元を見ると、地面から少し浮いてて、すべるように歩いてるのに気がついた。
どういうことなんだろう?って足元を見ていると、女の子がくるりとこちらを向いて俺に近づき押し倒してきた。
女の子の顔は、目は真っ黒で顔じゅうにシワがあってとても息がくさかった。
あんたのことは全部知ってるんだよ!○○○が実は○○○○をしたってことや○○○○○○のことが○○○ってこともさ!(←もう思い出せない)
俺はどうしていいのかわからなくただ聞いていた。
そして女の子は白い発泡スチロールで出来たような円柱のスタバのタンブラーみたいなのを取り出して「これがあんたさ!」と言いながら、道路脇のジメジメしたところに置いた。
返して欲しけりゃ自分で取りな!と言うので俺は手を伸ばしたが、円柱タンブラーはすっと地面に消えていった。
取れやしないさ!あんたは不潔な場所が嫌いだからね!と高笑いをしながら女の子は言った。
女に会いに和歌山まで行こうとした時だって私の呪いで市内からも出られなかったね!その時の女への言い訳がバカっぽくて最高だったよ!