サントリーといえば、女性の間ではあまり評判が宜しくないのが金麦の壇れい、今回の頂にしろ金麦にしろ、いわゆる「低価格ビール」であるというのがありそうである。
点が線になったというか、要するにサントリーが「貧乏人向けの酒」のターゲットに対して行っている意図したマーケティングのように見える。要するに、セクハラ妄想アピールをむしろ積極的に喜ぶ層を想定して、彼らに高アルコールの旨くもない酒を売っている。金麦は売れ線らしいので、まぁ当たってんだろうねこのマーケティング。
そう考えれば、buzzfeedの電通談「えんじょう狙った…」の符牒も合おうというもの。
この炎上理由を理解するのを面倒がる層は恐らくこの問題に対して「サントリー可哀想!これが本音だろ?」とサントリーにシンパシーを持ったりするのだろう。現に治部れんげ氏の解説記事のうざがりなブコメに人気が集まっている
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/byline/jiburenge/20170709-00073091/
偏見には偏見返しをするが、一連のサントリーの貧乏人向け(あえて言うが)セクハラマーケティングに肯定的な人は、酒は味よりアルコール度数、みたいな人が多そうではある。
大昔のサントリーは自社の宣伝部で質の高い広告をうんぬん、というのも聞いたことがあるが、よく考えたら大原麗子の「すこーし愛して」ってやつも、今放映したらかなりヤバい感じはある。サントリーの酒観は、常にカップリング・ウィズ・女なんだろうね。高度成長期の価値観のまま今やっちゃってる感じか。
そういうセクハラ好きなのって企業の上層部のオッサンみたいなイメージがあるけど。 まあ下々にそういうのを夢見させるみたいな意味もあろうが
企業の上層部ってったって、しょせんは給与所得者。サラリーマンのオッサンだ