スーパーエンジニアが職場に居た。彼は高い学歴、留学とシリコンバレーで名の通った企業での開発経験。
バグも無く、誰もが認める美しいプログラム。彼のコードを読んでは勉強する日々だった。
チームのあるエンジニアが心療内科に通い復帰すること無く退職した。
ダウンするまで、自分が否定されるのが辛い。と上司に幾度もアラートをあげていた。
それを機会に、エンジニアが幾人も抜けていき、リソースが足りず派遣プログラマ頼りの現場になってしまった。
派遣プログラマに今年からプログラム始めたばかりなんッスよー、というウェーイ系な人がいた。
ホスト業がキツくなってなぜかプログラマにジョブチェンジした彼は、
スーパーエンジニアさんって、何でも否定から入るじゃないっスか。
「これはクソプログラムだ」とか「設計がダメだ」を何百万回もききましたよ
あとオレって繊細じゃないっスか?だから、話したりすると人間を否定されてる感じがガンガンして
あんな感じの人がマネージャーって肩書きだと、ぶっちゃけキツいっすね
きっと悪い人じゃないんスけどねーw
(だいたいこんな感じ)
そう、彼は悪い人ではない。ただそのキャリアから自然に何でも否定から入ってしまい
それが受け手によっては人間性をも否定し壊していることに全く気づかないでいた、かもしれない。