2017-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20170221185940

それは多分、ヒトやキャラクターには人格があって、それを尊重したいという意識が強いのだろうね。

商品化形象化してしまう事は人格への冒涜というか、

例えるなら「思いを言葉にした途端胡散臭くなる」現象とおなじで、

一側面だけ切り出されて違ったものに見えてしまうようで気持ち悪い、という感覚があるのでは?

そして、「待受画面に人の顔写真を設定するのは気持ち悪い」という感覚と同じで、

そういった形象にすがるのは幼稚に思えてしまうのでは?

 

ちなみに、3次や2次のアイドルキャラ愛する人も、程度の差こそあれ同じ感覚はちゃんと持っていると思う。

持っている上で、さらに一周して、馬鹿っぽいけれどもシンプル好意表現するメソッドとして、

キャラ絵の壁紙を設定したり、フィギュアなどのキャラを象ったグッズを愛でる――

ということを無意識にこなせているのだと思う。

そういう事をしてもプライドが傷つかないくらいに、そのキャラが出る作品(ないしアイドル)について

表面的でフェティッシュキャラクター性だけでなく物語性を好いているんだという自負を、オタクなら皆持っていると思う。

けれどもそんな事はおくびにも出さず、他人にはおどけて極端にフェティッシュで幼稚な嗜好ばかり他人に見せているんだよ、きっと。

オタク特有メンタルの強さみたいなものが、そこにはある。

他人の目を気にしていると、好きを通せないどころか抑圧されるような雰囲気さえあるから自然とそういうある種の露悪的なメンタルになっていくんだろう。

そういう領域にたどり着けていないと、キャラ柄なんかは恥ずかしくて仕方がないのだと思う。

記事への反応 -
  • どうにも「愛でるための人型コンテンツ」が苦手な節がある。 現実のアイドルにしても、二次元のアイドルにしても。 人の形のものをしているものに「さあ消費して、どうぞ」とされ...

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