2016-11-08

テレビ高齢化について。

ゴールデンタイム視聴率NHKが一位になったという記事ホッテントリしていて

やれ最近民放はつまらないのどうのというブコメが上位にあがっているけれど、

そもそも、テレビは見るほうも出るほうも高齢化しているというのが正しいと思う。

その昔、NHKというのは、おっさん、おばちゃん、じいちゃん、ばあちゃんが見るチャンネルだったが、

そこは変わっていなくて、

今時の若いもんは、テレビなんぞ見なくなったということではないのか。

最近テレビは、出演者高齢化していると思う。

かつてテレビ黄金期、「東村山音頭」で一斉風靡したとき志村けんはまだ26歳だった。

「全員集合」が終わったときですら、まだ35歳だったのだ。

いかりや長介ですら54歳。いまの明石家さんまより6つも若いのだが、あの貫禄はなんだったのだ。

なお、「ひょうきん族」が始まったときビートたけしは34歳、

ごっつええ感じ」が始まったとき松本人志28歳だ。

今時、テレビで「若手」と言われる芸人は30代だったりする。

今、一番テレビ大手を振っているお笑い芸人40代以降だろう。

そんな、おっさんがはしゃいでいるバラエティなど、そりゃ若者が見たって面白くもないだろうなあ、と思う。

ガンダム」の話なぞ、当然の「ベース知識」として語っていたり、中森明菜の物まねをなんの説明もなくやっていたりするが、そんなもん、若者がわからなくて当然である

エヴァンゲリオンでさえ、初回放送から20年以上たっているのだ。

うちの祖父母は、割合固い人で、「全員集合」や「ひょうきん族」を、「くだらない、つまらない」と切って捨てていたが、

あれば、僕らが今、ユーチューバーを「くだらない、つまらない」と思ってしまうのと同じことだったのだなあ、と、最近感じている。

  • そうだね。で、原因は色々あるよね。 ・いわゆる「大御所」がのさばっているギョーカイの体質 ・逆に「大御所」を大事にしすぎている、あるいは頼らざるを得ないギョーカイの体質 ...

  • 芸能界では団塊世代が一斉退職しないからな。

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