2016-11-01

読者の声が大きくなり過ぎて表現の自由死ぬ

人気漫画実写化で、よく実写化反対の声が話題になる。

作者でもない人が作者ヅラしてこのキャラはこのキャストじゃないと非難する。

制作陣や俳優編集部、果ては作者までが読者に向けて実写化についてのフォローをする。


SNSの発展で読者(または視聴者)の声はあまりに強くなってしまった。

昔は個の力だったものが、今は声が声を呼び大きな集団になって制作側に圧力をかける。

良い意見が反映されるようになれば、もちろん悪い意見だって反映されるようになる。

たまに出版社編集=悪として攻撃する読者がいるが、出版社の後ろにいるのは作家だ。

圧力は回り回って作者に反映される。

読者がうるさいからあれはやめろ、これもやめろ。

できないことがあまりに増えた。

表現の自由と同じように読者ははるか簡単に作者の命を操れるようになってしまった。

作家を助けるのが簡単なら、殺すことだってすごく簡単だ。

自分達が表現の自由を奪っていることに気づいていない読者は多い。

自分の好きなものは精一杯擁護するが、自分が気に入らないものになるととたんに攻撃するダブルスタンダード人達

最近自主規制ばっかりでつまんないよね」ってどの口が入ってるんだ。

君達読者がそう仕向けたんだろ。

表現の場は君達の思い通りの世界になった。

読者の声に押し潰されて表現の自由は死んでいく。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん