2016-09-22

死ぬ病気より死なない病気のほうが辛い

ザッカーバーグ現在存在する世界の全ての疫病撲滅に30億ドルを投ずると表明したようだ。

今世紀中に全ての病気治療、予防、コントロールすることが目標だという。

現代人の死因の多くを占める心臓病、がん、神経疾患、感染症などの研究を加速させるという。

これ自体は素晴らしいことだ。

しかし、上流階級育ちで健常者のザッカーバーグは気づいていない。

死ぬ病気は対して辛くないのだ。だってほっとけば死んで苦痛から解放されるのだから

死なない病気、例えばアトピー性皮膚炎。こっちのほうが数億倍辛い。

この病の中度~重度の患者は、常に痒みや痛みに襲われ日常生活が困難になる。

おまけに、皮膚の炎症により、肌が赤くなったり、乾燥したり、ぐちゃぐちゃ液が垂れ流しの醜い容姿になる。

この病気は不治の病であり、ほっといても死ねない病だ。死ぬには自殺しかない。

なのに国からは何の支援も得られない。健常者と同じ扱いをされる。

そして、健常者からアトピーは痒みを我慢できない甘えた精神のせいで完治しない病だと思われている。

健常者から無理解発言視線精神的に追い詰められ、二次被害である鬱や対人恐怖症を発症やすい。


以上のことから、より金をかけて研究すべきなのは死ぬ病気ではなく死なない病気だ。

そこんところを健常者の金持ち理解してくれるといいなと思ったニュースだった。

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