2016-08-04

日本語メリット第二言語の話者が少ないこと

英語を学べば世界中の人とコミュニケーションが取れる。それは紛れもない事実だ。

しかし、例えば英語チャットをしてるはずなのに、実はお互い会話が成立していなかった、

ということが割とよくある。

それはなぜかというと、英語を話しているからといって全員がネイティブというわけではなく、

実はさっきまで英語打ってたのがドイツ人だったり、日本人だったりするからだ。

英語ネイティブスピーカーさんにしてみれば、目の前で英語らしきものを話している人間に、

実はどの程度英語が通じるかわからない、というのは地味にストレスなんじゃないかと思う。

その点、日本語ではそういうことは少ない。第二言語として学んでいる人が少なく、

話せるか話せないかが両極端だからだ。

もちろん、それは日本語の貧しさにも繋がるし、この先日本人口が減ると先細りするわけだけど、

とにかく広めよう、増やせばいいんだ! という考えには首肯しかねる。

第二言語の話者が増えるというのは、つまり程度の低い話者とも触れ合う機会が増えるということだ。

ネットで会話してて、中途半端日本語の通じない奴がいたらイラつかないだろうか。

牛丼屋に行って、外国人店員に、並盛と特盛を間違えて出されたらムカつかないだろうか。

東京まれ東京育ち人間は、田舎から出てきた奴らが、なんだかよくわからない方言を話しつつ、

街を闊歩してたら腹が立つのではないか

仮に、第二言語日本語を学ぶ人が爆発的に増えたらどうなるか。

トータルで考えれば、得することの方が多いだろう。しかし、デメリットも間違いなくある。

Google検索画面には、彼らの発する文法の怪しい日本語が増える。

ネトゲをやれば、日本語話しているようで、実は全然話聞いていない奴がパーティの和を乱す。

そういうもの比較的無縁でいられる幸せ無視しているのではないだろうか。

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