自分は同じ業界の人間だが、池上さんが昔いた会社の先輩から聞いた話。
先輩曰く「池上彰は、あれはジャーナリストって名乗らないで欲しいよ。だってあいつ、自分で取材してるの、ほとんどないじゃん。新聞とかテレビとかの情報を焼き直ししてるだけでしょ。」
会社を辞めて引っ張りだこの池上さんに多少やっかみも入ってたのかも知れない。
ただその先輩は、池上さんがいた会社で今も働きつつ、独自ネタも連発し、
テレビ局の記者をやりながら新書も独自ネタで新書も書いちゃうような人。
やっぱり記者としては取材してなんぼ、独自ネタを書いてなんぼ、
みたいなところはあるようで。
その先輩は続けて、
「あいつは首都圏にいた頃から出たがりだった。現場についても、取材は他の記者に任せて、『中継は自分が喋ります』って言うような奴だった」とも。
喋りたがりの人は認めない風潮があるのかなー」
なんて思ったりした。
自分としては、やっぱり池上さんの語り口は分かりやすいと思うし、
テレビ局にいると
「お前その表現、田舎のじいちゃんばあちゃんに分かるのかよ?」
て言われながら原稿書いてるけど、
池上さんはそれよりももっとレベルの低い人(子ども)に合わせて
喋っているわけで、その苦労や経てきた苦労は痛いほどよく分かる。
なにが言いたいかって言うと、池上さんは、
視聴者のための放送に特化した能力をお持ちということもあって、
ま、今までも言われていることではありますが。
ジャーナリストじゃない? じゃあ、何ストなのさ!
それはあなたが考える愛され池上の彰像であって池上彰ではない 強いて言うなら朝起きてすっぴんの池上彰が隣に寝ていたとしても あなたは池上彰と結びつけることができた自分の体感...