学校を出てから、そこそこ規模のある会社に入り、そこでの仕事の仕方に浸かりきっているので、これが完全に正しいという風には思っていませんけど、その会社を辞めて、最近多方面の人と仕事をしていて思う事を書かせて頂きます。
それというのも、殆どの人が報連相を知らないと言うこと。遅れるなら事前に教えて欲しいのに、遅れてから連絡…。こっちが大きい会社だったら、遅れた時点で切りたいところです。零細同士なので、なあなあで嫌だなと思う瞬間ですが。
遅れることに何の悪があるかと言えば、設定時間までは受容しますが、時間が溢れたら、そこから溢れた時間の人件費は誰が払っているのか?と言う事です。本来、時間通りに仕事が出来ていたはずなのに、遅れているために仕事に着手出来ず、他の事をして時間を潰しますけど、本来するべきであった作業が遅延すると言う事です。社内だったら、まだ許容しますが、社外だったら、保証して貰いたい気分にはなります。中小零細…いや、大企業も普通に時間が計測できない人が多い気がします。
それにも増して、一番言いたいことは、納期は100%の質の物が出来て収められる日であり、大学のレポートを提出されるのとは違うと言うことです。仮に納期が一週間後と仮定した場合、2日くらいで出来た仮の物を送って貰い、アジャイルみたいな感じで修正しながら納期までにかなり良い感じで納められるのと、納期5分前に送られてきた物。こんなの修正出来ません。それらも考えて、こちらが時間をコントロールする必要がある感じもしますが、そんなに余裕をもって時間を作っている事もないので、ギリギリまでに…が多い気がします。
製造業の場合、プロセスも組み立ても、出来上がったのが100%かも知れませんけど、サービスの場合は無形なので、時間をかけた方が良いのが出来る時もありますけど、無限に時間を使えるわけでは無いので、適当に割り切る必要があると思います。
IT系の開発を覚えろとは微塵も思っていないけど、報連相は基礎って言われるし、その程度でも…と思う位、ビジネスって出来ていないので、何とかならないかなと思います。