たまにもっともな発言をする一方で、人の気持ちをわざわざ逆なでするような記事をネットに残すのか疑問だった。
万人ウケする記事を積み重ねるだけではダメなのか?と不思議に思った。
支持しているわけではないが、賢いのだから不特定多数の人が目にするWebでわざわざ自分を貶めなくてもいいのでは?と。
しかし、この記事(http://b.hatena.ne.jp/entry/lineblog.me/ha_chu/archives/55399557.html)を見て気づいた。
この人は、批判を浴びやすい炎上記事を仕立てて注目を浴びる(PV増やす、はあちゅうの名前を広める)だけでなく、炎上記事を自身の仕事のパートナー候補(高所得者を含む経営者、事業家)向けのアピールやスクリーニングに使っているのだろう。
「近寄られたくない人」(=自分に起きたことを全部人のせいにする貧乏人)は自分とは別世界の人間であると見せつけ、でもその人たちのアクセスを利用して自分への注目度を高める。
同時に、「自分はこうしたいという意志ある人」(=稼いでいる人)に対してウケが良い内容や、わざわざ共感を示す内容を散りばめて、自分はそちらに近い人間ですよと売り込む(実際に売れてるかどうかは別の話)。
こうすると、リアル世界では貧乏人はわざわざ近寄ってこないだろうし、稼いでいる人には近づきやすくまた受け入れられやすくなるだろう。
戦略的な思考を実践できる行動力とやり続ける精神力、個人で仕事をもらう実績を積み重ねていることは、能力をもたざる人間からすると羨望でしかない。
「嫌なら見るな。」
本当にその通り。