2016-01-04

http://anond.hatelabo.jp/20160104021745

最近あんまり少女漫画読んでないけど、よく読んでるほうだと思うのでマジレスしてみる。

少女漫画ヒーロー役っていうのは他の漫画でもそうなように、パターン化されている。かなり大雑把に分類すると、

A:正統派ヒーロータイプ 優しくて礼儀正しい、真面目な人。君に届け風早くんみたいなやつ。

B:ぶっきらぼうな男子っぽいor昔の俺様タイプ新條まゆヒーローとか、花より男子道明寺とか。

C:クールでツン気味なタイプヒロインにだけデレる):ぱっと思いつかないけど、昨今の別マあたりでよく見る気がする。

みたいなかんじだと思うんだけど(異論は認める)、Aは多分「きみ、あなた」あたりを使い、Bは「おまえ」、Cは「あんた」かなと思われる。今、Cタイプヒーローが一番多く見られる気がする。人気があるのだと思う。そういうわけで、単純に露出の多さからあんた」というヒーローが多く感じられるんじゃないだろうか。

補足として、一説追加。女性のなかでは、親しくない男性に「おまえ」と言われるとかなり不愉快に感じる人が多いと思う。かといって「きみ」とか「あなた」とか言うのはちょっとかしこまっているとか古いというか、違和感を感じる(相手がすごく年配の男性だったら別かもしれない)。その点で「あんた」というのは、年頃らしいぶっきらぼうな感じがありつつ、でも一応気を使っている感じがしてちょうどいいのではないかと思う。

そのキャラ視線に立ってみると、「あんた」を使っている理由としては、先にも上がっている「照れ隠し」も多いにはありうる。「萌え」というのならそのあたりに萌えを見出すのだと思う。例えるなら、年下の男の子かわいい兄の彼女なんかを「おまえ」とも言えずに、かといって名前を呼ぶことなんて絶対できずに「あんた」って呼ぶ感じの萌えかな。かわいい~みたいな。

あとは「他人行儀」さを演出しているうえでの「あんた」も良く見られる。多分親しくなると「おまえ」と言い出すのだと思う。こちらは演出上の問題で、距離感描写萌えを見出すのかもしれない。

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