2015-11-16

趣味絵描きの闇

趣味デジタル絵をはじめて、およそ5年。

イベントやらなにやらにも参加し、同人誌も出しました。

そんな日々の中、なんとなく絵描きには「四種類」いるように感じられました。

ポジティブな器用 ・ポジティブ不器用

ネガティブな器用 ・ネガティブ不器用

この四種類です。

SNS上ではポジティブな方が人気です。実力は「あったほうが良い」程度にすぎません。

「本当にとてつもない実力」であればこの四種類の例にはあてはまりませんが。

同人誌イベントなどでは器用な方が人気です。実力が無い人が調子にのると大変なことに。

プロになる可能性が高いのは、どちらかといえばネガティヴな方でしょう。この点に関しては一概には言い難いですので「大まかに見て」となりますが。

この4種類の人間においてポジティブな器用とネガティブ不器用相互理解がなされない限り徹底的に相いれません。

また、ポジティブ不器用ネガティブ不器用は、ネガティブ不器用の方から忌み嫌う事が多いでしょう。

と、ここまで言うとただただネガティブ不器用絵描き性質の悪い存在となります

「器用な絵描き」とは、いわば「才能のある人」であり、多くの人間が「才能はない」ために、どうしても「不器用」な絵描きとして生きていかなければならなくなります

そんな人々の感情を器用な人々は「理解できない」ため、本人にその気はなくとも、他者を傷つけることがあります

一昔前であれば、そんな「ポジティブな器用」の人はだいたいリア充だったりするので、

学生生活の内の栄光、昔取った杵柄のようにして、いつの間にかやめているのですが、

昨今オタクイメージ変化に伴い「ポジティブな器用」の人間にとって、絵を描くことは容易に承認欲求を満たせるツールと化しました。

そのため趣味を成人の後も続ける人間が増え、それによってネガティブな人が変に刺激されることが増えているのが現状でしょう。

こうして「承認欲求のみの器用絵描き」ばかりが跋扈していますが、この先どうなるのか。

そうした承認欲求に飽き、大量に絵描き消失する時代がくるのではないでしょうか。

それがいつになるかわからない以上、悠長に構えていい問題ではあります

ただ、事実として4種類の絵描きがいること、そして大多数がネガティブ不器用であるということを我々は意識すべきなのではないか。

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