Introduction (Grammar in Your Pocket Book 1) (English Edition) の一節。
The word “anarchy” comes from the Greek word anarkhos,
which means an “absence of any cohesive principle, such as a common standard or purpose”,
and that is what this book is about, exercising control over our own unique U.S. language.
「exercising」は手前にカンマがあることから分詞構文のはず。
S The word “anarchy”
V comes
前置詞句 from the Greek word anarkhos,
1つ目の関係代名詞節。
which means an “absence of any cohesive ~
このwhichは、the Greek word anarkhos にかかってるはず。
「ドイツ語のanarkhosは、共通基準、共通目的のような一切の統率原理の欠如を指す」って訳になると思う。
2つ目の関係代名詞節。
and that is what this book is about,
初見では、このthat節が the Greek word anarkhos にかかるものだと思ったけど、間違いかもしれない。
たぶん、 「an “absence of ~ or purpose”」にかかるものだと思う。
the Greek word anarkhos にかかるものだとしたら、
2つの関係代名詞節の片方だけ「which」、もう片方を「that」にしてて妙だし。
こういう流れの「しりとり」だろう。
anarchyは、ドイツ語のanarkhosです。→ドイツ語のanarkhosは、無秩序状態を指します。→無秩序状態こそ、この本が取り上げるテーマです。
「exercise control over」の意味は、「統轄する, 統制する」。
→http://ejje.weblio.jp/content/exercise+control+over
候補は、
①The word “anarchy”
②the Greek word anarkhos,
③an “absence of any cohesive principle, such as a common standard or purpose”
初見だと②だと解釈したんだけど、ちょっと考えたらおかしいと気付いた。
「ドイツ語のanarkhosが、我がアメリカ特有の言語を規定している」って意味不明だし。
①も同様。
となると、正解は③だろうなぁ。
意味的にも通るし。
分詞構文って主節との関係は曖昧になるけど、意味上の主語がどれかは曖昧になるようなもんじゃないはず?だと思うし。
追記①:
いやひょっとすると、本当の正解は、
直前にある④what this book is aboutかな?
結局③と同じものを指しているから、文章の意味を取る上では違いがないけれど。
追記②:
that is what this book is about~は、「the Greek word anarkhos」にかかってない。
トラバでもいいから他にも記事あるなら連結してくれ ブクマしたい