大学で、よく友人たちのスマホ内に保存された画像や写真を見ることがあるのだが
みな一様に食べ物と景色と友人と、マンガやアニメのイラストが8:2ぐらいの割合で保存されている
こういうのを見るたび感じるのだが、自分にとってそれらはあまり価値がない、らしい
Twitterでお気に入りの画像を見かけてもふぁぼするだけで保存なんてほとんどしないし
(友人はしているのをよく見かける)、
別にうまいもん食ったからって写真なんかとらないし、まして何の変哲もない昼飯の画像なんて
撮ったとしてもソーシャルメディアにアップした次の瞬間消してしまう
自分がカメラを向けられるのが苦手なものだから他人にカメラを向けるということもまずない
その結果、自分の写真フォルダはびっしりとゲーム画面のスクショ・写メでうめつくされている
他人の写真フォルダと違って、人に見せてもまったくおもしろみがない
(自分では思い返していろいろ感慨に浸れなくもないのだが)
その場では見ると満足してしまって、帰ってきてからなぜ写真がないのだろうと後悔する
他のひとはそういうことに気が回るので、友人と旅行にいけばちゃんと写真をとれる
一人旅だとせっかくあちこちまわったというのに合計で10枚も写真がなくてがっかりする
あれもこれも共有したいと思うのに写真に収めるよりその場で眺めて満足してしまう
どういう感性を磨けばああいうふうに自然と写真に残せるようになるんだろう
やはりあとのことを何も考えていないという考え方そのものがよくないのかもしれない