SIerのときはウォーターフォール型開発の二次受けのテスト要員でした。
残業は月当たり平均でだいたい40〜60時間くらい、最大100時間。
多いといえば多いし、デスマかと言われればデスマではありません。
とはいえ身の回りの自動化、スクリプト書きやらVBAでツール作ったり程度でしたが。
そうして仕事になれ、うまくこなせるようになり、
高度の情報処理技術者試験なんかも受かって、社内での評価もそこそこ良かったと思います。
開発の案件がやりたいと3年位言っていた気がするけど、
結局テストばかりでした。
そしてあるときふと考えました。
これは何の価値があるんだろう。
顧客の無茶なスケジュールを飲んで、それを頑張って残業して休日出勤して間に合わせて、
また無茶なスケジュールを受けざるを得ない状況を生んでいるんじゃないだろうか。
この状況は変えうるんだろうか。
いや、これはピラミッド型の業界構造が抱える問題とリンクしているから、
そこから外れない限り変わらない。
負の方向のスパイラルに居続けることは、
耐え難いことでした。
ようやく言葉になった。1年半かかりました。
すこしだけすっきりしました。
お目汚し失礼致しました。