2015-04-14

アルスラーン戦記銀英伝を読んで、なぜ最近の若手作家頭脳キャラ不快なのかわかった

若手作家の書く頭脳キャラってのは

進撃の巨人アルミンや裏サンデーでやってる人喰いとか胃能力バトルの主人公

おめーらだよおめーら。

確かに、あいつらの常人にはできない発想をするが、それで頭が良いなどと思わん。

単にカンニングペーパーもらってるだけとしか思えない。

そして何より、作者の「俺はこんな頭良いキャラを描けるんだぜー」って態度が透けて見えて不快なんだよ。

アルスラーン戦記銀英伝のナルサスやヤンウェンリーは天才的知略の持ち主とされているが

読者からは単に周りが馬鹿なだけじゃん、ってよく言われる。

俺も今まではこういう描写馬鹿にしてたが、最近の若手の書く頭脳キャライライラして逆に評価できるようになってきた。

彼らには作者の自慢は透けて見えてこない。

奪いとった要塞コンピューター初期化するという当たり前のことをしてない敵の裏をかいたところで現実的には天才でもなんでもないわけだが

複雑なトリックも無しで頭良さそうに見せてしまう方がはるか創作技量が高いだろう。

作者が天才と言ってるのだからあの世界ではあれが天才なのだ、という割り切りがクールで心地よい。

読者はネタツッコミは入れてもいちいち疑念を抱く余地もない。

この潔さを見ると、最近の若手の頭脳キャラを考えるのに無駄トリックリソースを削いでて馬鹿みたい。

何の意味もないんだよね。

もうだめだよ日本創作は。

自己主張したいだけの中二病しかいないよ。

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