女性作家の描く…という話題があったが、要するに不憫な目にあってる男の子に惹かれる嗜好があるんだと思う。
鬱展開嫌いな人がそれを許せないだけで、それは作家の理想であり、男性漫画家だって理想の女性を描いている。理想が噛み合わなかっただけだ。漫画は映画のようにいっぺんに見るものではないから、そうした輩が集まるのも無理はないが、そういった人間は全てにおいて感情移入でものを見るんだろうか?娯楽として楽しんでるわけではないのだろうか?漫画の中の登場人物が不幸になって何がかなしいんだろうか?(笑)昔からわりと、この人絵が上手いから好き〜(笑)で選んでた私にとってはよくわからない
想像でモノを言うが、そういう山あり谷ありストーリー系の漫画家はナンセンスなものを描くのが苦手だと思うんだ。
自分に関連付けていないと描けない、自分と切り離したものが描けない。漫画の世界に依存しているからだ。
かといってエッセイにするほど面白い人生は送っていないんだろう(笑)ていうか、自分の人生を面白おかしく書く余裕がないんだろう
それが単に、同性主人公で描くとなんか癪だし、感情移入したくないし、男のがかわいいしってだけだと思う。
女性読者が、男性漫画家による女性主人公のラブコメ漫画をあまり好まないから叩かれてることがあっても目立たないというだけだと思う。
結局、悲しい話は作者自身が酔うためにあり、読む人間は浅はかで漫画の世界が理想的でなくなった時に読めなくなるだけだ。
では全く感情移入すらできないものを描く人間はいるのだろうか…?
一昔前のギャグ漫画家なんかは、ジャンルがそもそも違うがそんなものを描いている。
ギャグ漫画家は、どんなに哲学的なことを描いてる漫画家より、悲しいストーリーを描いてる漫画家より、よほど精神がいかれてると思うんだ