さて、攻撃的なタイトルに対して身構えられる前に、誤解を解いておきたい。
ほとんど多くの高齢者の方は、とてもわきまえておられ、マナーもしっかりされているし
公共の場や、町へ出かけるとなにかとマナーの守れない高齢者を目にする。
うちの田舎のばあちゃんは、とても上品で優しくて良い人だし、まわりにいる老人も
愛すべき老人ばかりなのに、なぜ外へ出ると変な老人をよく目にするのだろうか。
その答えは簡単である。
多くの高齢者の方は、マナーを守るため、最初から公共の場には頻繁には行かないのだ。
身をわきまえておられるのだ。
自分なんかがこういう場所にいくと、他の方に迷惑がかかってしまうといけない。
自分がいくと、その分、そこへ行けない人が増えてしまう。それならば自分なんかが行くべきではない。
こんな年齢で車なんか運転したら、絶対に迷惑をかける。などなど。
そこまで深く都度考えているかどうかはわからないが、根底にはそうした想いがあるものだと思う。
そもそもマナーとは何なのか。
それは、他社を気遣う気持ちが形式になったものだ。
人のためを思えば自分は我慢できる、そういう気持ちがあるからマナーを適切に使うことができるのだ。
ということは裏を返せば、公共の場や町に出てくる高齢者は、わきまえていないのである。
当然、中には都合により出てこられる、常識を持った方々も多くはいるだろう。
だが、実質の所、マナーなんか守る気がなく、まったくわきまえていない老人が圧倒的多数であることは
皆様御存知の通りだ。
他人に迷惑がかかろうがどうでもいい、自分さえよければどうでもいい。
その際に、誰がどうなろうが知ったこっちゃない。
これを読んで憤りを感じる高齢者の方がおられれば、その方はわきまえておられる方なのだろうと思う。
マナーを守らない老人は、何を言われようともしったこっちゃないのだ。
注意した所でのれんに腕押し。どうせそのうち死ぬんだ。おまえら若いもんに何がわかるんだ、と。
私は、多くのマナーを守られている高齢者の方たちは、一生ささえていきたいし、
そういう方たちのために年金や保険料を支払っていきたいとは思えるが、
マナーを守らない、わきまえていない、公共の場へ繰り出す老人達にはさっさといなくなってほしいと願っている。
しかし、こういうやつらほど長生きしてふてぶてしく生き残るのだ。
なんとも悲しい限りである。