Gレコは、富野監督が基本的な勘違いと、設定に酔って道を間違えた作品 - Togetterまとめ
富野が言っているのは「子供でも全て理解できる分かりやすい作品をつくった」ではなく、
「大人になったときに思い出してもらえるよう子供に見てもらいたい」ということだろう。
また、宇宙戦をやったくらいで我が軍も立派になったと感動しているほど牧歌的な世界観で、「戦争をしている自覚がない」と言っても仕方ない。
戦争なんてまるで知らない人々が、初めて軍隊を作って、手探りで戦争みたいなものをやってます、というところなのだろう。
スコード教については、作中で全肯定されてるわけでもないのに、「進撃では宗教を懐疑してる、Gレコでは妄信してる」という感想は分からない。
染み付いた常識として信じてはいるが、アメリアの言い分も分かるものだ、という微妙な感情が描かれていると思う。
「バンダイ的には新たな農地を開墾してもらえば」というのは、そうなのだろう。
どうせスピンオフも作りまくって、スパロボにも出すんだろうし、これから先に売る機会はいくらでもある。
Gレコが分かりにくいと言われるのは、固有名詞が多いのと、密度が高いからで、
ちゃんと一つ一つの場面を理解しながら観ていけばそれほど難しくはない。
少なくとも「何をやってるのか分からない」という事態にはならないはず。