友達と友達同士がコソコソ何かを話している。なになにー?って聞きに言ったら、なんでもない!と。
最初の頃は聞きだすまでしつこく聞いた気がする。
ある時、コソコソ話している相手と目が合ってしまった。その瞬間、自分の事を言われているような錯覚に陥った。
私の何を言われていたのか、わからないけれども、相手の目、口元、手の動作が、悪い事を言ってるのを物語っているような気がした。
それからは共通の別の友達に「私の事何か言ってなかった?」って聞くようになった。相手は何も聞いてないよ。と言った。
でも悪口を言われていると思い込んでいたから自分から孤立するようになった。
でも卒業式のメッセージカードに「私、マスダの事嫌いじゃないよ。」と書かれていて、びっくりした。
そう。別に嫌われていたわけじゃないし、誰も私の悪口など言っていなかった。
ただ私の被害妄想が私を孤立させ、孤立したことで悪口を言われやすい状況を自ら作った。
でもこの被害妄想はその後も私を悩ませる。
中学も同じことを繰り返し、高校でも同じ事を繰り返し、職場でも同じ事を繰り返した。
誰も自分を悪く言ってない。誰も自分を見て笑っていない。堂々としてればいいんだ。そう言い聞かせた。
だが学習は全くできていない。
そんな私も結婚して主婦仲間なるものができた。ところが、ここでも私の被害妄想が大爆発する。
私だけが誘ってもらえていないのではないか?私だけ声をかけてもらえてないのではないか?
悪口を言われているのではないか?だが大人になると「私の事なにか言ってた?」とは聞けない。聞かなくなった。
その分、余計にネガティブな妄想が膨らんでいく。仲間外れになりたくない意識もどんどん強くなっていく。
私の人生。これからも被害妄想という森の中を彷徨い続けるのだろうか。
友達を作らなければいいのだろうか?
この性格は治らないのだろうか?
人の顔色ばかり窺っていないで、もっと気楽に生きていきたいのに、なぜこんなにも複雑にさせてしまうのだろうか?
こんなふうに同じ思いをしているマスダは、他にはいないのだろうか?
【補足】
こんな私ではあるが僅かながら、私を友人として認めてくれる友達が3人いる。
この数少ない友人を大切にしよう。と、心底思う。
もちろん夫も私には大切な存在だ。
生まれ持った性格は誰でも棺桶に入れられるまで直らないからあきらめるとして、 それを増田が病気として認識するのなら、強迫神経症という症状にのに似ているような気がする ただ、...