何か勘違いしてるっぽいけど、基本一夫一妻は男女同権運動以降の賜物なんだよなぁ。
日本も妾やら何やらが当たり前だった時代で、大体世界中全部そう。
男尊女卑になれば全部の男に女が割り振られるどころか、より一部の男性に一極集中するんだよね。
あれは男性全部に女性を割り振るどころか、むしろ女性が気まぐれに弱者男性と子供を残さないように、強者男性が徹底的に囲い込むために出来たシステムだし。
y染色体とかも確か、あの時代に大分種類が削られていってた(つまり男が相当性淘汰された)はずだし……。
ちなみに遺伝的多様性がー、もこの時代に人類が劣化せず現在の繁栄に繋ぐことができたのを見れば的外れだな。
そもそも人間みたいなタイプの生物は基本メスが多様性を担保、オスが優秀な遺伝子を競争にかけて優秀さを担保、という形で、ほどよいバランスを取れるように出来ている。
結局過去のどのタイミングを見ても、弱者男性に女性を割り当てて共同体が安定した時代は存在しない。
ほぼ全ての男性に女性が割り当てられるためには、男性が女性の1/100くらいの人数になるくらいしかないだろうな。
(それでも極端に駄目な遺伝子持ったやつはアウトだろうけど)