2014-06-16

明日は我が身、あるいは因果応報

小さい頃から痩せギスでからかわれることもあったせいか、デブに対しては「お前場所取りすぎ」だの「脚組めるようになるまであんま食うな」だの、挙げ句デブってなんであんな食うの?てか、あれで危機感感じないとか普通にバカじゃね?」とヘイトスピーチの限りを尽くしてきた。

親が自分の服を見て「細いからってそんなピッタリのボトムじゃ、年取ったら買い直すことになるじゃん」と言った時も内心「うるせーデブ!」と思っていた。


それから時は流れ・・・

アラフォーになるとほぼ同時に職場が変わり「ここメシがうめえ!最高!!」などと毎日の食事を楽しみに暮らしていたら、僅か半年足らずで一気に10kg増量、しかも増えた分はほぼ全て内臓脂肪という展開に。

当然ボトムは買い直し。

「飽くほど食うなかれ、酔うほど飲むなかれ」って言ったのはベンジャミン・フランクリンだっけ?

まさかその言葉を噛み締める時が自分にも来ようとは。

「に、人間ドックではずっと低体重って言われていたのが標準体重になって健康になったんだよ(震え声)」と思いつつ実際はただの隠れデブなわけで、しかダイエットなんてしたことないので、もう何をやっていいかも分から・・・結局ジムに通って加齢で減った筋肉を取り戻すことを目標にしたけど。


ともかく、デブバカにするのはハゲバカにするのと同じくらい、後々赤っ恥を掻く行為であることは確実。

というか世の中年が皆それなりに貫禄ある体型になっているのに、なんで自分はそれに当てはまることはないと根拠無く思っていたのか。

こういう悲劇を無くすためにも学童期の食育なんかと同様、30過ぎたらどうなるかも若いうちに教えるべきだと思う。

などと自分若気の至りを棚に上げて締めてみる。

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