移民について話題になっている。
それは自国、つまり日本に必要な人材がいないことを示している。
それは、日本人と日本社会が日本に必要な人材を育てきれなかった、ということを示している。
子供が少ないということ、教育内容と社会要求とに格差があるということ。
学校教育も当然ながら責任の一部を担うが、あくまで一部にすぎない。
かつての日本は、重工業に対する重点的な施策で、所得倍増計画を成し遂げた。
かつての日本には、計画があった。
だが計画性も今は失われ、それが長年積みあがった結果、少子化と人材不足、年金問題を引き起こしている。
今の日本には何の戦略も計画性もない。ただ目の前のイベントをこなしているだけだ。
過去の栄光があるから小国とまではいかないだろうが、どんどん存在感を失っていくのだろう。
言っておくが、私は日本が好きだ。
好きだからこそ、憂鬱にもなるし悲しくもなる。どうにかならんのかね。
長々と書いてみたけれども、ここにこれを書いたから、自分が何をやるという訳でもない。
今日こんなことを考えました、というdiaryに過ぎないのだ。
書くだけならどうということはない。