「合法ロリ」とは、見た目ロリだが実年齢は法違反にならない年齢のものを指して言うので、用法を間違っていると思う。「非力な30歳」を「合法ロリ」とは言わない。
ちなみに、「非力な30歳」を愛好する人がロリコンかどうかは難しい問題だが、それがロリコンの定義というなら、「非力ではない少女」を愛好する人はロリコンではないということになる。「合法年齢の同性を上回るスペックの持ち主だが実年齢は非合法年齢」の少女を愛好しても、それはロリコンではないので問題ないということか?
ちなみに、何歳であろうが「ロリータはロリータ」であって、80歳であろうがロリータである人はいるし10歳でもロリータではない人はロリータではない、という見解を有す人も少なくない。たとえば、ルイス・キャロルは、アリス・リデルが人妻になった後も親しく交流を続けていたが、彼にとってアリスが永遠にロリータであったことは疑いがない。ただ、アリス・リデルの容姿がずっと子どもであったわけではないので、こういうケースも普通は「合法ロリ」とは言わない。ルイス・キャロルがハイエンドな変態であったということには同意である。
ところで、「自分よりずっと非力なものに対する保護欲求を、可愛いという感情・愛情と混濁させる意識の在り方」を広くロリコンと呼ぶなら、猫とか飼う人はみんなそれに該当すると考えられるのだが(必ずしも否定できないと思うのだが)、もっと言えば赤ん坊を育てる母親など大概そうなのだろうと思うのだが、それはどういう風に考えるのか。たとえば20歳の女の子が猫を見て「かわいいいいいいいっ(はぁと」というのはアリで、50歳のおっさんが猫を見て「きゃわわわわっわqあzwxせdcrfvtbygh」となるのはキモいからアウトなのか。その辺の線引きがどうもよく分からないのだが。
「合法ロリ」とは、見た目ロリだが実年齢は法違反にならない年齢のものを指して言うので、用法を間違っていると思う。「非力な30歳」を「合法ロリ」とは言わない。 見た目ロリは...