国内クラウド最大手のIIJ GIOが驚くほどクソっていう話を書きます。
クラウドならIIJ GIO(ジオ)- IIJの高品質クラウドサービス にあるように、クラウド上にいろんなサービスを乗せてくれるヤツです。
まぁAWSでいいじゃんって話が出ると思うので、AWSとの違いをまとめてくれた方がいましたので紹介します。IIJ GIO にあって AWS にない(なさそうに見える)10のサービス - yoshidashingoの日記 なお、このエントリー以降にAWSも進化していて、中国リージョンの開設やVDIサービスの提供がアナウンスされています。
一つには国内ベンダーっていう安心感ですかね。どこに登記されてるとも知れないAWSに任せると、いきなり「今度このへんのラックメンテするからEC2のインスタンス落ちるよ」みたいのがあったりしますしね。
あとは、運用監視サービスをやってます。AWSだとCloudWatchみたいな簡易なやつしかないですが、GIOだとアプリのログとかポート監視もやってくれます。まぁAWSでもサードパーティで運用をやってくれる会社はありますが。
残念ながら、上記の「選ぶ理由」はどれも裏切られます。
不定期メンテは普通にありますし、ろくに通知もないです(電話1本とか)。内容も、ネットが切れるとかサーバを落としてくれとか割りとデカめです。国内ベンダーだからちゃんとしてるだろうというファジーな期待は裏切られます。
運用監視サービス、これがまたゴミです。監視のカスタマイズなんかお願いしようものなら「これが仕様なんで…」と突っぱねられます。ポーリング間隔ですらカスタマイズできません。あと運用。「このアラートは即電話ね」と決めていても、24/365対応している現場の人間は適当なバイトなので、ろくに伝わっていなくて見逃される、みたいのもザラです。
IIJは働く場所としてはすげー環境が良さそうに見えた。 まあ、落ちたけどね。