育休前はほぼ毎日終電で、徹夜も休日出勤もあるけど、働いた分だけ給料は支払われるし、
何より男性社員に3ヶ月も育休を取らせてくれるくらいだから、会社は多分ブラックじゃないと思う。
育児休暇中にやってることは、
朝夕、上の娘を保育園に送って、
昼間は、妻と交代で下の子の世話、
夜は、娘と一通り遊んで寝かす。
妻も育児休暇取ってるので、そんなにやることはなくて、基本的には暇。
あまちゃん見たり、ランニングしたり、趣味の英語の勉強したりしてゆっくり過ごしてる。
今日、上の娘が保育園から帰ってきて、「散歩に行きたい」というのでついてった。
夕日がうっすらと赤く色づいてて、
「お空が赤いのは何?」「夕焼けって言うんだよ」「きれいだねー」なんて会話をしながら。
田舎の父は自営業で、毎日17時頃には家にいて、毎日18時には家族全員揃っての夕食だった。
一緒に夕日を見たかどうかは定かじゃないけど、
夕食前に自転車の練習をしたり、食後に宿題見てもらったり、寝る前に一緒に遊んだり。
特別なことは何も無いんだけど、子供の頃の思い出にちゃんと父がいる。
今日の特別きれいだったわけじゃない普通の夕焼けも、娘の思い出に残っただろうか?
もうすぐ育休が終わる。
多分定年まで、こんなに長く休めることはもう無い。
復帰したら、また毎日終電で、子供達とちゃんと向き合えるのは週末だけになる。
この3ヶ月で、どれだけ娘に父親の思い出を作ってあげられたかはわからないけど、
人として正しい生活ができたように思う。
男として、一生懸命一つの仕事を成し遂げたいという思いでいる。
それと同時に、父として、子供達の健やかな成長を願っている。
この先、どうやって折り合いをつけていこうか。