2013-07-04

「育休3年」よりも「産前休暇8ヶ月」

先日、姉が出産した。

姉の妊娠は、トラブル続きだった。妊娠判明とほぼ同時に出血が始まり、自宅安静。

その後、水も飲めないほどのひどいつわり入院

退院して1ヶ月くらいは束の間の平和時間だったけれど、やっと安定期になったと思ったら、また出血して入院

早産しやすい体質ということが分かって、子宮の出口を糸で縛るような手術をして、退院し、また自宅安静。この時点で、実家(私が今住んでいる家)に帰ってきた。

妊娠8ヶ月で再再入院し、結局そのまま退院せずに産んだ。

さすがにここまでトラブルのフルコースに遭う人は珍しいとは思うけれど、最近出産した友人の話を聞くと、誰しも1つくらいはトラブル経験しているみたいだ。

姉の場合専業主婦で、初めての妊娠だったからなんとかなったものの、働いていたり上の子が小さかったりしたら、生活が成り立たなくなるのは明らかだ。

多くの会社で、産前休暇は2ヶ月になっていると思うんだけど、これって相当無理ゲーなのではないだろうか。

もちろん、そこまで働ける人、働きたい人はたくさんいるだろう。

でも、働きたくても身体の状態が悪くて働けなくなり、諦めて退職してしまう人は相当数いるはずだ。

育児休暇は3年もいらないと思う。保育所さえ整備されていれば1年で十分だ。

そのかわり、産前休暇を本人が希望すれば8ヶ月取得できる制度があったほうが良いのではないだろうか。もちろん無給でいい。

(一般的に、妊娠判明してから予定日まではだいたい8ヶ月程度である

妊婦に2ヶ月しか産前休暇を与えないなんて、鬼のような無茶としか思えないのだけど、それに対して異論があまり出ないのが不思議で仕方ない。

  • 自分の友人(といっても二人だけだけど)も妊娠中のほうが格段に大変だったと言っていたなぁ。 でも、特殊な例だとばかり思っていたし、実際そうなのかもしれない。 中途半端に口出...

  • そういう場合は異常妊娠で休んでる間は病気休職扱いになって、その間は健保から傷病手当金が出て復職もできるってことになってるから、妊娠出産に係る場合だけを特別な制度にする...

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