2013-05-05

現代童貞は無価値である

日本初のアダルトビデオ流通したのが1981年

そのとき18歳だった世代が、もう50歳。

AV女優容姿が劇的に良くなり始めたのが1998年前後

そのとき18歳だった世代が、もう33歳。

 

年寄りの思い描く童貞像と、若者の思い描く童貞像は、まるで違う。

年寄りの思い描くのは、

ろくなオカズも無く、四六時中性に飢えており、ブスでもババアでも穴が開いてさえいれば泣いて喜ぶ童貞像。

若者の思い描くのは、

自宅で悠々とハイクオリティなオカズを物色し、女の質を上から目線吟味する童貞像だ。

技術進歩不景気によるオカズ環境の激変が、一般的な童貞の姿をまるっきり変えてしまった。

 

旧来の童貞には「飢えているから選り好みをせず何でも食う」という価値があった。

顔に自信が無い女、身体に自信が無い女、年齢に自信が無い女…。

彼女たちも、「童貞になら見られても大丈夫だ」と思えた。

自信の無い女たちにとって童貞は、安心して可愛がれる存在だった。

 

しか現代童貞はそうではない。

現代童貞は、若くて美人スタイルがよく、サービス満点のAV女優死ぬほど見て育っている。

死ぬほど見ているのだから、当然目も肥える。

好きなときハイクオリティなオカズでヌける環境に居るから、性に飢えているということもない。

美しい女体に慣れすぎて、リアルな女体が醜く感じてしまい、生身の女体にありつけたのに勃起しなかったという事例も度々起こっている。

オナニーのし過ぎで刺激に鈍感になり、リアルな女体が全く気持ちよく感じなくなってしまう例も多く存在する。

童貞グルメになった。

彼らは女に対し「お前の身体はAV女優二次元と比べて価値が低い」という、容赦ない現実を突きつける。

 

オカズ環境の変化は、女にとっての童貞価値を一つ損ねてしまった。

現在童貞は、女を安心させる存在ではない。

女の身体を見る目は肥えているが、女の心は何も知らず、無神経に踏みにじる。

そんな存在になってしまった。

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