入社X年目。
全社員数XX人足らずのIT技術者派遣会社。そこそこ歴史もあるらしい。
入社前は、「小さい会社だし、あわよくば社長とか乗っ取ってやってもいいかもね♪」なんて沸いたことを考えてすらいた。
入社後、情熱に燃えていたころは、会社のどこがだめでどうすべきかとかを期末の査定用書類の意見欄に書いたりもしていた。
でも、それへの会社からのレスポンスとか、他の社員とかを見ているうちに諦めた。
会社は、これまでなんとかうまくやってきたという自負と経験則のもとでマンネリをむしろ是としているし、
社員も、それに慣らされて不満こそ言うものの実際に変えようとするまでの気概もない。
周りを変えるより自分を変えろとはよく言うけど、それが確かに一番なんだろうなと思わせるには十分な環境。
今思えば、星の数ほどある小さなIT技術者派遣会社の一つで下請けメインかつ自社開発なんてないに等しいような安定一番の会社を変えるなんていうのが、そもそものお門違いだったとわかる。
いい悪いの問題じゃなくて、会社にとってはそれでずっとやってきたから若造に言われて変えるようなことはないと思うのは当然で、自分が勘違いしてただけだった。
がんばっても給料も賞与も増えない。10年頑張って月の手取りが2万増えるかどうか。当然手取り30絶対に超えられない。
若い人間を現場に入れることが一番の稼ぎになってるんだから、ずっといることなんて考えてないのは当然か。。
今年の冬はついに賞与も危うい。
で、タイトル。