2012-03-01

http://anond.hatelabo.jp/20120301173918

おそらく微細化プロセスの話なんだろうが、もちろん俺は説明できないよ。そんな話もしてないし、俺の関心はそこにはない。

今の日本で問題なのは属人的な「技術力」を持った人材多寡ではないからな。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120301/300967/?ST=business&P=3

 経済産業省幹部はエルピーダ経営破綻について、次のように話す。

 「半導体メモリーは、投資の規模とスピードで勝負が決まる。サムソン投資規模は大きく、スピードも速い。それに比べ、日本は両面で遅れをとった。しかメモリーには、新しい商品開発の可能性がない。新しい商品で勝負するということもできない」

要は、元増田と同じことを言ってるわけだ。

半導体産業の米だ!日本産業の要だ!」と口では言いながら、実際には半端な額しか投資できない。このままじゃ事態が打開できないのは分かっているはずなのに、まだ「○○nmオーダーでは優位性がある…!」とか「マスコミのせいで合併が流れた」等の戯言を社長が言っちゃったりする。それで何とかなるんだったら、ここまで追い詰められちゃいないだろうに。そして、撤退の決断もできない。

高精度の部品加工ができる人材や加工機械がいくらあっても、それをまともに生かす戦略がない。活用できない技術なんて、無いのと同じなんだよ。「俺には秘められた能力があるからまだ大丈夫」とか言って何もしないニートと変わらん。

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