2011-10-02

増田は俺の日記帳

小さい頃から人とうまく関わる事ができず、中学を出る頃には他人全てが自分に師ねだのキモいだの言ってきてるように思えてきて、人を避け続けてはやくいなくならなきゃいなくならなきゃとそれだけしか考えられなくなり、それでも死ぬ事もできず、仕事は何一つ続けられず、友達もいず、ほとんど人と会話をすることなく30近くまで生きてた。仕事を転々としつつ貯めた貯金も、2年間天井を見ていてほとんど動かずにいたらなくなった。

もう完全に終わりと思い、持ち物を全部処分し公園で寝ていた時、本当に頭の霧がさあっと晴れるような感覚があり、そのとき、聞こえてきた声が、すべて自分勝手に思い込んでいただけだったのだと気づいた。

その後、実家に3ヶ月だけ戻れる事になり義父から発狂されつつも無為時間を過ごしていた所、以前1年だけいた職場の人が自分存在記憶していたらしく、このご時世に俺のような経歴の人間が雇ってもらえることになった。

それから一年。俺は無害なだけが取り得の無口で人と関わろうとしないなんかキモい人として認識されながらも仕事を続けている。

職場も客も女性ほとんどの職場なので、幾分お目こぼしをしてもらえているのかも知れない。

10代後半から20代ほとんど空っぽにすごしてしまった。友達はいず、年収も200万に満たない。だが、今はただ淡々と心静かに日々をすごせる事に幸せを感じている。

ただ無意味に年を取って、解決する事もあったりするのかなと思う。おわり

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