ふと思い当たったフシがあったので、新しい業態を想像してみた。もしも実在していて、その関係者がいたとしたらいまさら(笑)とかいわれるんだろう。
何かの作品に対するファンが自発的にファンサイトを作る前提とする。そのアピールのためにサイトを作るようになる。
そのサイトがどのくらいあるのかを数を数えたり、リンクマップを作ったりするとファンサイトの全貌が明らかになる。
この業態にとって、SNSやブログの貸し出しによる囲い込みは好都合だ。
サイトから見える見た目はそこまでだけど、SNSで繋がっているとかメッセンジャーで繋がっているとか電話番号を交換している仲だとか、IPアドレスから住所を調べるだとかして、できる限り個人を特定しておく。仲良くなって年賀状とかお中元とかお歳暮を送って調べてもいいよね。
このお前のことは知っているんだ的な事実の突きつけは、抑止力になると思う。ただただ純粋にファン活動を楽しみたい人にとっては怖い。
即売会で組織的にすべての小間で全種類買いまくっている人がそういう調査の人だととしたら、怖い。そこまでして目立たなくてもいいと思う人は多いだろう。
そうこうしているうちに誰に情報を与えると有効にリンクがつながっていくかがわかってくる。
そこが情報の上流。上流から流した情報は少しずつ広がりながら下流に流れ、情報の海へしみわたる。
いくつかの情報の上流を押さえたら、そこから一斉に情報を流すと下流で情報が合流したときは大きな流れになっているかもしれない。
もしもマーケティングの達人と呼ばれるような手練がいるとしたら、このくらい緻密なことを考えていてもおかしくない。
緻密なマーケティングの結果、盛り上がったのではなくファンサイトの自発的な盛り上がりがすごいという評価が世の中の評価になれば、仕掛け人的には最上級の成功だろう。近江商人の理念である「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」につながっていくように見える。
同好の士として近づいてきた人が、実は何かの組織の息のかかった「何か」だとしたら、気味が悪い。
あるとき急に羽振りがよくなったときを境に豹変しちゃう人もいるかもしれない。
そのような人間関係が発露することはまれだろう。きっとうまくやっている。
流通の末端で、作品を受け取っている人間にとっては関係のないことなのかもしれない。
シカケに乗せられているのはスマートじゃないからだ。 ここ唐突に情緒的よね つか、(大手)ファンサイトってのは、消費ムーブメントの中でそんなに大きな位置占めてるもんなの...
ラノベとエロゲはファンサイトが、というよりもアフィブログが大きな位置を占めてる 元増田なら速攻醒める 元増田はどこのジャンルの人なんだろうな
ラノベやエロゲのアフィブログって、個人ニュースサイトとか2chまとめブログとかだよね。 あれはファンサイトっていうか「マスコミ」に近い感じ。
増田はてなーのみなさまたちは、折り込み済みのことなのだろうけど、一応書いて見る。 http://anond.hatelabo.jp/20110709123151 http://anond.hatelabo.jp/20110709224618 元をたどれば、純粋なファン心理...
発想の根底に、「どこにも属さない純粋な個人としての自由意思」幻想みたいなのを感じるよ そんなもん最初から存在しないのに
http://anond.hatelabo.jp/20110709123151 http://anond.hatelabo.jp/20110716093416 組織的なセルフブクマは、現実の序列を越えて、注目される存在になろうとする手段。 はてぶで、組織的なセルフブックマ...
五番目は、下の増田みたいなことになってしまうのかな。 http://anond.hatelabo.jp/20110709123151