2011-06-02

今日国会テレビで見て、死にたくなった。

仕事私生活自尊心を持てるような、充実している人がどう思っているのかは知らない。

だけど、派遣仕事で食いつなぎ、部屋に帰れば誰かが待っているわけでもなく、ぼそぼそと帰り道のコンビニで買ってきた弁当を食べながら大して面白くもないテレビを見て、布団に入り、次の朝にはまた必要なのかどうかもわからないスーツを着て会社に向かい正社員の人からは「まあどうせ派遣の人らだから」と正式なメンバーだとは認められずに軽んじられながら、でもここで腐った気持ちを外に出してしまったら次の仕事に響くかもしれないし、ほんとうにもしかしたら万が一安定した正社員として雇ってもらえる目もあるかもしれないとニコニコしながらできるだけ期待以上のものをあげられるようにと努力し、それでも結局「仲間」には入れてもらえず、部屋に帰ってやっぱり誰も待ってない部屋でぽつんと昔読んだ本を読みなおしてみた時に迫ってくるどうにもやりきれない気持ち、監獄に閉じ込められたまま、この先なんの喜びの可能性も感じられない人生が続いていくことを想像する気持ち、本当に行き止まりにあたったような気持ち、そんな気持ちに定期的に襲われてしまう私のような社会人にとって、今日みたいな国会バカバカしさは、なぜかわからないけれども悔しくて悔しくて、もう本当に死んでしまいたいと思ってしまうようなものだった。

今日のあの国会の、不自然に太っていたり、不自然に幼い顔をした、あの選良とされている人たちの真剣な表情で行われるバカバカしい茶番劇、あれを見たら、どうにもこうにももう逃げ場も何もあったものじゃない。なにも変わらない。この生活はずっとなにも変わらない。ずーっとずーっと変わらないんだ。という気持ちでいっぱいになった。

このままずっと、誰にも愛されず、誰にも気遣われず、なにかのきっかけで死ぬまで、この一人きりの寒くてみすぼらしい惨めな部屋で朝起きてなんの承認も得られない職場に向かって、夜には帰ってコンビニ弁当を食べて、面白くもないテレビを見て、寝るだけ。国会では、どこが重要なんだかまったくわからないことであんなに騒いでいる。

もう何も変わらない。死にたい。ほんとうに死んでしまいたい。

  • テレビを見なければいいだけのこと。 知らなければ意味不明な不幸で終わる。

  • Yahoo!知恵袋的に答えてみる。 「正社員になりたーい!」としか聞こえないが、正社員になってもあなたは何かに悩みそうで心配。 もし私なら、派遣であることの長所を思いっきり使え...

  • 自炊しろ。自炊を趣味にしろ。 それだけでだいぶ変わる。

  • じゃあ政治がよければあなたの人生は変わるんですか? 俺にはどうしてもそう思えないね。

    • 政治がよければ、というかまた高度経済成長でもくれば人生は変わるだろ。 別に政治に頑張って欲しいという意味じゃなく、個人の人生も時代の影響からは逃れられないという意味で。

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