2011-03-22

何が何だか

彼女旅行に行った。車で自宅まで迎えに行き、ついたと連絡をいれて部屋を眺めてたら、電気が消えて彼女が出てくる。

2日間、とても楽しかった。

帰ってきて、自宅まで送る。一人暮らしのはずの彼女の家に電気がついている。

「あれ、部屋あそこだよね?電気つけっぱなし?」「・・・うん」

彼女過去に、結婚する予定で同棲もしていた相手がいるのは聞いていた。最近、よりを戻そうとせまってきてるというのも聞いていた。彼女は僕の家にはよく来るけど、僕は彼女の家に一度も入ったことがない。散らかってるから、と断られ続けていた。

あー、同棲が解消できてないんだな。すぐにそう判断した。でも、旅行楽しい空気最後に壊すかどうかと数瞬悩み、「この緊急時(節電)なんだから気をつけなよ」と後にした

帰ってから、楽しかったとメールが届く。やっぱり放置できないから、電気の件、おかしいよねと返す。返事がこないまま、夜が過ぎる。

朝になって、返事がきた。とっさの事で嘘をついてしまった。話があると、家にきていた。と。

じゃあ信用することにするけど、でも別れて、別々に暮らしているんだったら、あなたがいないのに部屋のカギ開けて入れるのっておかしいよね。と返してみた。いろいろと嫌な気分にさせてごめんと返ってきた。

なんとかこの日も、会う約束を取り付け、迎えに行き、買い物をした。気まずい緊張感の中。

口頭で、「一緒に住んでるんだと思ってた。一か月以上前からそう疑ってた。そうでなかったってことだよね?ごめんね、疑って」とか話してみる。ふにゃふにゃした返事が返ってくる。ずっと表情が死んでる。「昨日の夜に来て何話したの?」「これでもうきっぱり終わりにして会わないって話になった」「そう、長い間辛かったね」 ・・・なんで家に入れたのかの説明は、ない。僕も、聞けない。

最後、帰りに、今回の電気のこととか、そういうことは具体的に見てるけど、その相手のことを俺は全く見たこともないし、話の上で聞いただけで雲をつかむような話。だから心が不安に苛まれて辛い。大変なのはあなたであって僕じゃないのだから、本当は一緒に解決を目指そうとして、手助けしてあげたいし励ましてあげたいけど、僕はそんなに強くない。というような話をした彼女を降ろす場所につくまで、無言が続いた。

着いて、「ありがとう」と降りていこうとする。腕を掴む。見つめる。「今、何か一言でも言ってくれないと、多分もうダメだと思う」と言った。そして待った。本当のことを洗いざらい話してくれるのを期待して。返ってきた答えは「ごめんね」「何を?」「私がもっと早くキチンとしてればこんなに嫌な気分にさせないで済んだのに」

肝心なことが何も分かってない。嫌な気分になったことなんて、どうでもいい。事実が知りたいかというとそれだってどうでもいいんだ。ただ、なんで嘘をついたのか。どういう事情があったのか。結局それは事実を全部話してくれないと、僕は飲みこめない。結局、肝心なことが何も分かってない。彼女が家にいなくても誰かが家に入れている、その説明ができないと、ごまかしなんて効くわけがないのに。

でも僕は好きだから、一緒にいたいから、「過去に何があった、たった今何があった、なんでも許せるというか、そうなんだって済ませられると思うんだけど、嘘ついたりごましたり、そういうのは無理だよ。耐えられない。もうやめて。好きだから。信用したいから。」と言った。

多分彼女は、ずっと俺が一番欲しい言葉が分からないんだろうな。だから関わってる間、俺はずっと辛いんだろう。頑張って飲み下せば、それもなくなるかもしれないけれども。期限を決めて、それまでに何も変わらなかったら、終わりにするしかいかな。

  • 大変なのはあなたであって僕じゃないのだから、本当は一緒に解決を目指そうとして、手助けしてあげたいし励ましてあげたいけど、僕はそんなに強くない。 いやー ここまで言われ...

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