もし八百長の発覚といったことがなく、
いったいどうなったのだろう。
3月11日はもろに本場所の6日目だ。
大阪で開催だから、多少の揺れは感じたものの、進行にはほぼ問題はない。
午後2時46分といえば、十両の取組が始まった頃か。
取組をいったん中断するものの、そのまま続けようとしたのではないだろうか。
そのうち東京から連絡が入り、尋常な事態ではないことが明らかになる。
力士や親方衆、行事、呼び出しなども、東京に残る家族が心配になる。
電話はどんどんつながりにくくなる。
その日の取組を終わらせるべきかどうか。
観客席は埋まるにはまだ早い。
このまま終わらせてもさほど混乱はあるまいが、
なんとなく、そのまま最後まで取組を終わらせたんじゃないかな、と思う。
当日大阪にいたわけじゃないんで、
次の問題は、7日目以降をどうしただろうか、ということ。
日曜日以降は日にちを繰り下げて、その翌週に平日千秋楽のスケジュールで続けたのではないか。
電力、物資に全く問題のない大阪で、
そうだとすると、先ごろの八百長の発覚は、今さらながら残念だ。
プロ野球を開幕するかどうかでもめている。
一時的に西日本を仮本拠にするという考え方が、魅力的に見えてしまう。
入場券の取り扱いの問題などを考えると、