それは、人間だって同じ。感情というものを理解しているけど、なぜ、そういう感情になるのか?という物理的な理由(ホルモンであったり、脳の電気の問題であったり)を理解しているわけではない。
また、ホルモンがなにか?化学物質がなにか?分子がなにか?電子がなにか?という事をさかのぼって理解しているわけではない。
よって、理解出来ないという単語は、直接的に、1次現象を指すときに使う言葉。
よって、感情を理解するという事は、こういう時には、こういう行動になる。それは感情である。という観測的立場に立っているに過ぎない。
よって、QBは感情を持っていないとしても、人間に取っての感情がどういうものかは、理解しているし。
まさにそうだね。しかし、何をしたら信頼される。何をしたら裏切られた感がある。というのを理解するという事は
すなわち、すくなくとも、相手を観測して、その統計データーがある。という事を言っていて、それは、理解している。という事を指し示している。
仮に、感情が理解出来ないとすると、信頼とか、裏切りを理解出来ないので、こういう行動が不可能になる。
振れ幅を大きくするためには、感情を表面的にも理解しなければならないので、 これは矛盾する。
話をもどると、QBは人類が個の存続を、種族のことよりも優先する可能性があることを理解していたという事実。死を恐れることがあるということを理解していたという事実。ミスリードがあること認識していたという事実。
この4つの事実から、まどかの行動は類推可能であり、すくなくとも、非合理的であるという判断はできても、理由がわからない。という事はない。
言い方を変えるなら、人間が、自分の細胞1つ1つは生きているが、その細胞の1つ1つの生き死ににこだわらないように、
人類全体が主体であり、人間の生き死ににはこだわらない。とQBが考えている必要性があり、この考え方は、個体が自分の死を理解して回避する。
という考え方と矛盾する。
かりに、理解出来ないが物理自称として過去そうであったからと統計的にいうのであれば、
統計的に有意義な差ができている。事を認識していた。という事であり。
高度な科学文明であれば、統計的な有意義なデーターが取れるのであれば、それを物理現象として原因究明することは可能。
そして、それをエネルギー採取に役立てていたのだから、行った。
すくなくとも、地球上の科学力で統計上、理解できるものを、人類以上の文明が、統計的に理解出来ないと結論付けるには、無理がある。
よって、QBが地球上の科学力以上を持つが、QBが地球の科学で分析できることをできない。というのは、矛盾する。
科学や死の概念、など個別のパーツだけではわからなくても、科学に基づき、個体の死を概念を理解可能という2つがそろうと、こうなる。
この条件下で、QBが言っていることを満たすためには QB自体は高度な知的生命体に作られたが、QB自体は高度な知性を有していない。という結論で。 調子に乗ってる。という結論に帰結し...
よって、理解出来ないという単語は、直接的に、1次現象を指すときに使う言葉。 それは「文脈的にそう解釈されることが多い」というだけのことじゃない? 大事なのは嘘を言ってい...