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2022-01-13

マルシュロレーヌとJRA賞特別

マルシュロレーヌがJRA賞特別賞を得られなかった問題については以下の論点が考えられる。

マルシュロレーヌの成績

マルシュロレーヌと共に遠征してBCフィリー&メアターフ勝利したラヴズオンリーユーは、

それ以前にQE2世カップ勝利しており、また直後に香港カップ勝利した歴史的名馬だった。

仮にラヴズオンリーユーが最優秀4歳以上牝馬を受賞しなければ、おそらくJRA賞特別賞を与えられていただろう。

一方で、マルシュロレーヌは、BCディスタフ以外には交流GIの勝ちすらない。

はっきり言ってしまえば「フロック」「大駆け」だと思われている。

それが低評価の一因なのだろうと思われる。

日本競馬界のダート軽視

マルシュロレーヌは初めてアメリカダートGI勝利した日本馬となった。

なぜこれまで日本馬がアメリカ(のダート)で勝利することがなかったかと言えば、

それはアメリカ遠征する日本馬が少なかったかである

しかも、はっきり言えば二線級の馬が挑戦する場合が多かった。

めぼしいのはエスポワールシチーくらいだろうか。

まり日本競馬界は、そもそもダート競馬が主流のアメリカ競馬を軽視しているのだ。

アメリカ遠征評価されようと思えば、本当の最高峰であるBCクラシックケンタッキーダービーを勝つしかない。

いや、そうしてさえ国内GIでの勝ちがなければ、JRA賞最優秀ダートホースを受賞できるかは疑問である

海外成績を優遇すべきか

JRA賞日本国内の賞である

であれば、国内成績が同等のとき考慮するなどはあるとしても、海外成績のみで選出するようなことがあってはならない。

今年のJRA賞でも、海外GIを3勝したラヴズオンリーユーではなく、国内GIを3勝したエフフォーリアが圧倒的な支持を得て年度代表馬になっている。

アメリカレースでの結果であれば、それはアメリカ競馬界が表彰すべきなのだ

このような話で思い出されるのは1999年エルコンドルパサー年度代表馬だが、

あれは日本競馬海外コンプレックス猖獗を極めた結果として起きた事故のようなものだと思う。

当時のホースマンたちは「ジャパンカップで勝つよりも凱旋門賞で負けるほうがすごい」と本気で思っていたのだろうが、

現在に至ってもそのような劣等感を持ち続けている日本ホースマンはいないはずだ(と信じたい)。

いまや「国内では勝てないか海外遠征する」時代になった。

いつまでも海外で勝ったからすごい」という感覚でいるべきではない。

2020-07-19

海外競馬史年表(抜粋

https://anond.hatelabo.jp/20201206114053

出来事

1610頃マーカムアラビアン誕生

1635頃オールボールドペグ誕生

1665頃ダーシーズイエローターク誕生

1670頃ダーシーズホワイトターク誕生

1679 バイアリーターク(三大始祖)誕生

1690頃カーウェンズベイバル誕生

1700頃オルコックアラビアン誕生

1700 ダーレーアラビアン(三大始祖)誕生

1714 フライングチルダ―ズ誕生

1724 ゴドルフィンアラビアン(三大始祖)誕生

1764 エクリプス誕生

1776 セントレジャーステークス創設

1780 ダービーステークス創設

1796 アメリカダイオメドが輸出される

1800代フランスサラブレッド生産が本格化する

1807 ゴールドカップ創設

1809 イギリス2000ギニーステークス創設

1836 フランスジョッキークラブ賞(フランスダービー)創設

1840頃アメリカレースの短距離化が始まる

1849 ストックウェル誕生

1850 レキシントン誕生

1858 バーデン大賞創設

1861 メルボルンカップ創設

1863 パリ大賞典創設

1867 ベルモントステークス創設

1873 プリークネスステークス創設

1875 ケンタッキーダービー創設

1881 セントサイモン誕生

1896 ケンタッキーダービー距離変更

1898 フェデリコ・テシオ、ドルメロ牧場を開く

1905 日本馬券黙許

1908 アメリカ競馬禁止時代

1907 日本小岩井農場種牡馬インタグリオーと20頭の繁殖牝馬小岩井農場の基礎輸入牝馬)をイギリスより輸入する

1909 ジャージー規則ジェネラルスタッドブックに記載される

1911 優勝内国産馬連合競走(連合二哩)創設

1919 アメリカマンノウォーデビュー

1920 凱旋門賞創設

1922 コックスプレート創設

1924 パパイラスとゼヴのマッチレースベルモントパーク競馬場において行われる

1928 トウルビヨン誕生

1932 東京優駿創設

1935 ネアルコ誕生

1937 天皇賞(帝室御賞典)創設(連合二哩並びに各競馬倶楽部で行われていた帝室御賞典を統合

1939 皐月賞横浜農林省賞典四歳呼馬)、桜花賞中山四歳牝馬特別)創設(五大クラシック競走が成立)

1949 凱旋門賞賞金増額/ジャージー規則撤廃

1951 キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス創設

1952 ワシントンDCインターナショナル創設(1984年ブリーダーズカップ創設以降は価値低下)

1954 フェデリコ・テシオ死去

1956 有馬記念創設

1959 カナダクイーンズプレート出走条件変更

1961 ノーザンダンサー誕生

1962 アイルランドダービー賞金増額

1970 ミスタープロスペクター誕生

1976 アイリッシュチャンピオンステークス創設

1981 アーリントンミリオンステークス創設

    ジャパンカップ創設。天皇賞勝ち抜け制廃止

1984 BCクラシック創設。BCターフ創設

    日本中央競馬の競走体系変革。グレード制導入。天皇賞秋の距離短縮

1987 パリ大賞典距離短縮3000m→2000m

1990 日本社台ファーム種牡馬サンデーサイレンスアメリカより輸入する

1996 ドバイワールドカップ創設

1999 香港カップが国際G1となる

2002 ドバイシーマクラシックが国際G1となる

2005 パリ大賞典距離延長2000m→2400m

2017 ペガサスワールドカップ創設。ジ・エベレスト創設

2020 サウジカップ創設

 
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