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2024-04-02

対象関係論ファン心理

心理学のまあまあニッチ理論に、対象関係論というのがある。赤ちゃん目線から見たお母さんとの関係に関する理論、という多分心理学に興味が無い人からしたら意味不明理論がある。

この対象関係論に、「原始的理想化」がある。これは、「自分好きな人がやる事をなんでも良いと思う事」である。もう少し言うと、「好きな人自分にとって嫌なことをしても、それをその人がやったと思わない」事である

この概念SNSでの喧嘩とか炎上とかそういうのにも適用できそうだなと思う。たとえば熱狂的なファンが、アイドルがなんかヤベー事しても、いや〇〇は悪くない悪いのは××だ! ってなる奴あるじゃないですか。あれ立派な原始的理想化だと思うんですよね。

で、その原始的理想化の更に面白いところは、赤ちゃんが何故そんなことをしているかと言えば、自我形成過程において相手理想的な部分を自己に取り込んでるからそうなるんですよね。対象関係論なんで科学的根拠とか無いんですけど、面白くないですか? つまり原始的理想化が起こってる時、「好きな人」はイコール自分」なんですよ。だから原始的理想化が起こっている時に、好きな人否定するということは、自分否定することになるんですよね。

何か有名人問題が起きた時、それを凄く擁護するファンとか一定数いると思うんですけど、それってまあ有名人を守ろうとしている一方ファン自分自身を守ろうとしている行為でもあるって事なんですよね(対象関係論的に言えば)。

まあ赤ちゃんとお母さんの関係理論なんで、そういう行為自体言うなれば"ガキ臭い"となるのも、また二重におもろいなと思ったりしますね。

2015-08-22

心理学メモ書き

口唇期、肛門期男根期、性器期とは

自我心理学で言えば欲動制御ストレス対処スタイルであるだろうし、

対象関係論で言えば対象との関係の持ち方とかポジションという用語で説明されるのであろうが

行動分析で考えると、それは「どのような好子/嫌子で行動が維持・生起しているのかのバランス」と解釈できるのはないだろうか

より生得的強化子で行動が生起するのが口唇期で、より学習的強化子で行動が維持されているのが性器期ではないだろうか

 
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