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2023-09-05

anond:20230905144912

ALPS処理水にヨウ素129、ストロンチウム90など、トリチウム以外の核種残留していることがメディア報道(注)により明らかになりました。

FoE Japanおよび原子力規制監視する市民の会が東京電力の公開データから確認したところ、ヨウ素129、ストロンチウム90、ルテニウム106に関して、以下のように告示濃度超えが確認されました。

ヨウ素129…(告示濃度限度:9 Bq/L)2015年4~9月では、既設ALPSで最大121Bq/Lを観測しており、増設ALPSでも基準値超えが続出。2017年4月~では、既設ALPSで最大27.83Bq/L、増設ALPSで最大62.24Bq/Lを観測

ストロンチウム90(告示濃度限度:30 Bq/L)…最大141Bq/L(2017年11月30日

ルテニウム106(告示濃度限度:92.5 Bq/L)…2015年5月告示濃度限度を超える値が頻発(最大1100Bq/L)

東電データをもとに、FoE Japanおよび原子力規制監視する市民の会が確認

https://www.foejapan.org/energy/library/180829.html

2018-09-06

トリチウム海洋放出問題」の背景

牧田寛氏が”「トリチウム海洋放出問題」は何がまずいのか?」その論点を整理する”で色々述べていますが、かなり主観が入っていて誤解を招くので補足します。

国と東京電力タンク内にトリチウム以外の放射性核種があるのを隠そうとしているわけではないし(隠したいならデータ公開しない)、基準値超えしているタンク水を海洋放出しようとしている訳でもないです。

牧田氏は17,18年度に多核種除去設備ALPS)処理水が基準超えしていることを問題としていますが、15、16年度にALPS使用した際には、ほぼ基準超えすることはありませんでした。ALPSを正しく運用すれば牧田氏が問題としているヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99、ストロンチウム90は除去できます。ではなぜ、17、18年度に何回も基準値超えしているのかというと、ALPSフィルターの性能低下のためです。ALPS空気清浄機と一緒でフィルター掃除しないと性能が落ちていきます。じゃあフィルター交換しろよと思うかもしれませんが、海洋放出するわけではなく、タンクに貯める場合は、トリチウム以外の放射性物質があるかどうかより、増え続ける汚染水によって敷地境界空間放射線量目標値(年間1ミリシーベルト未満)以下にする方が重要になりますALPSフィルターを交換するためには時間がかかるため、多少性能が落ちてもALPSの運用継続による汚染水処理を優先しているわけです。将来的にALPSの台数を増やして多重性を確保し、フィルターの交換も徹底して行えばトリチウム以外の放射性核種基準値以下にできるとわかっているので、それを”やった”上でトリチウム水はどうするかといった議論をしようとしているのです。

2016-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20160605071820

フランス1875年ガリウムというフランスの古い呼び方由来の命名をした後に、1949年フランシウムと命名してる。ロシアは1844年にルテニウムという赤ロシア由来の命名をした後に、1925年にロシウムと命名しようとした。読み方変えれば二度目でも全然いける。でも最近じゃ誰もやらないw

2015-12-27

ジャポニウム命名について

Wikipedia他を参考に、過去の命名についてまとめました。

  

元素番号 元素名 名前の由来 認定年 発見(とされている)研究所

116 リバモリウム 合同研究した研究所名前 2012 ドゥブナ合同原子核研究所(露)

114 フレロビウム 研究所設立者名前 2012 ドゥブナ合同原子核研究所(露)

112 コペルシウム 過去科学者名前 2010 重イオン研究所(独)

111 レントゲニウム 過去科学者名前 2004 重イオン研究所(独)

110 ダームスタチウム 研究所がある地名 2003 重イオン研究所(独)

108 ハッシウム  研究所がある地名 1997 重イオン研究所(独)

109 マイトネリウム 過去科学者名前 1997 重イオン研究所(独)

107 ボーリウム 過去科学者名前 1997 ドゥブナ合同原子核研究所(露)

106 シーボーギウム 科学者名前(命名時存命) 1997 ドゥブナ合同原子核研究所(露)

105 ドブニウム 研究所地名研究所名と同) 1997 カリフォルニア大学バークレー校(米)ドゥブナ合同原子核研究所(露)

104 ラザホージウム 過去科学者名前 1997 ドゥブナ合同原子核研究所(露)

  

ジャポニウムの国名由来が最近流行じゃないって意見散見されたけど、最近発見は、ロシアドイツしかないんだよね。

で、ドイツはそもそもゲルマニウムがあるからもう使ってる。

さらローレンシウム以前は、アメリカ発見ラッシュで、その最中アメリシウムを命名してる。

アメリカラッシュの直前はフランシウムラッシュの間にスウェーデンノーベリウムを命名してるけど、まぁ、ノーベル研究所発見だしね)

なので、今まで元素発見していない日本がジャポニウムという命名をするのは、自然だと思うよ。

国名を使うのが流行じゃないというよりは、国名はすでに使ってあるが正解。

たぶん、今後新しい元素を今まで見つけてない国が見つけたら、普通に国名を使うんじゃないかな。

まあ、ロシイウム?がどっかにあってもいいとは思うけど、ルテニウムがあるから、無理なのかな?

 
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