2023-09-30

anond:20230929201111

増田自身が書いてるとおり、糖を加熱してアミノ酸と結びついて茶色になると香ばしく美味しくなるメイラード反応が起こる。

ただ、糖もアミノ酸炭素主体なので火をずっと入れてたら炭化して苦くなって不味くなる。増田自身が「真っ黒にならない限り」と断っているように真っ黒になって炭化したら不味いよね。

焦げを作る過程でメイラード反応と炭化がグラデーションになってる範囲があって人によって個人差はあれどそのエリアのどこかで美味しいからマズいに変わる。さらにその黒寄りには食べられる食べられないの境界線がある。境界線の幅は広い料理と狭い料理があって狭い料理のほうが難しい。狭い料理典型的な例はプリンに使うカラメルシロップで、高温で熱するのでグラデーションの幅が狭く、色が変わってからあたふたしてるとすぐ焦げて不味くなる。逆に広い例は飴色玉ねぎで濃いのから薄いのまでいろんな味が生まれる。

増田が挙げたポトフ水炊き親子丼は加熱中に触らない料理なので鍋底で加熱されて底で焦げるんだけど水の壁に阻まれ匂いが外に出にくい。その結果、気づくのが遅れて嗅覚で気づいたときには焦げの濃い黒に近いグレーで発見されがち。不味い領域に入っちゃう。これが一番目の理由。なお、鍋で炊いててもお米の場合水がなくなってから焦げるのですぐに気づけて匂いを感じてから火を止めても間に合うことが多い。

さらに、ポトフ水炊きはメイラード反応による香ばしさの付加をそもそも狙ってないよね。親子丼鶏肉にはつけても卵は半熟で焼いた香ばしさを期待していない。期待しない味は少量でも邪魔になってくるのでグラデーションの白に近いグレーのところに不味いとの境界線がある料理と言える。同様に食べられる食べられないの境界線焼き肉なんかよりもずっと白寄りにある料理だと思う。それなのに黒に近いグレーで発見されるとその境界すら超えてしまう。これが第二の理由

先に書いた通り境界線には個人差があるし、料理によっても違うから炭でも気にならない人はいる。ただ、増田場合うまい焦げと違ってさして違わないってことなのでその境界線は黒寄りではなさそう。つまり第二の理由が優勢っぽい。標準もしくはそれ以上に繊細ないい舌と鼻をもっているのもあると思う。

キャベツなんかは焼き肉でもポトフでも使うから食材ではないし、フロンではないホーローステンレスの鍋でも同じことは起こるのでフッ素樹脂が溶ける影響も主因ではない。

凹んでるってことなんだけど、原因を真剣に考えてるなら失敗は成功の素なので、むしろレベルアップするために通るべき道を通ってるだけと思う。ポトフおでん場合、沸騰直前に炊飯器にぶち込んで保温調理するか弱火キープやろね。水炊きで焦がすのは強火の時間が長すぎるか強火が強すぎるかだろね。

あと焦がした鍋はスチールウールで磨くと思うので、磨いていい素材なら鍋の外側もついでにピカピカにするとモチベーション上がるよ。

追記

ごめん、嘘書いた。カラメルシロップは原料砂糖ショ糖)と水なのでメイラード反応しないわ。反応の種類が違ってカラメル反応だけど言いたいことは同じなのでそこ読み替えて読んで欲しい。

記事への反応 -
  • ヘタな上にたまにしか自炊しないからよくわかんないんだけど、うまい焦げとまずい焦げってないですか。 焼肉屋の焦げは、真っ黒とかにならない限り、肉も野菜もまずうまい。自炊で...

    • 増田自身が書いてるとおり、糖を加熱してアミノ酸と結びついて茶色になると香ばしく美味しくなるメイラード反応が起こる。 ただ、糖もアミノ酸も炭素主体なので火をずっと入れて...

      • なんと完璧な回答・・・!水に阻まれて手遅れになるのも、香ばしさへの期待の違いも納得。 幸いスポンジで取れないレベルまで焦げ付かせたことはないけど、もしやらかしたらこれを...

        • 書いておいてなんだけど昨日自分もさつまいものレモン煮焦がした。 さつま芋がいつもより多く入ってたので吹きこぼれしない程度に水入れてたら足りなくて焦げた。。。鍋磨いたわ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん