2023-06-05

宇宙飛行士における女医さんの比率を減らしていけないもの

女性宇宙飛行士における女医率の高さは、日本の頭のいい理系女子の生きづらさの象徴である

難関の国家資格を所有していないとキャリア形成が難しい社会属性

PRESIDENT Online

https://president.jp/articles/-/70164

万起男さんは「社会的に差別されやす属性候補者でも、(医師のような)国家資格があるとチャンスを得やすいから」と分析している。同時に「米国でもアフリカ系に限定すれば女性宇宙飛行士女医率は高い」とも指摘し、「女性宇宙飛行士における女医率の高さ」は、「資格がないとキャリア形成が難しい社会属性の裏返し」という考察を記している。

日本人やアフリカ米国人の女性宇宙飛行士女医率を下げることを目標にしていきたい。

女医率が下がれば、女性キャリア形成改善されたバロメーターになる。

活動内容はイマイチ日本女性宇宙飛行士

今回、筆者はJAXA宇宙飛行を経験した11人の宇宙旅行日数について、男女別に平均値を求めてみた。宇宙滞在日数は「男性平均186日に比べて女性19日」で明らかに女性が見劣りする結果となっている。

男性宇宙飛行士9人のうち7人はロシアカザフスタン)の宇宙基地からソユーズ宇宙船に乗ったミッション経験しているが、女性2人の合計3回の打ち上げは全て米国スペースシャトルによるものである。また、男性4人は船外活動経験しているが女性ゼロである

今後、女性主導でも宇宙船の船外活動を行えるようにしていきたい。

ロシアから打ち上げも、女性宇宙飛行士経験できるようにしたい。

「最もハイリスク仕事女性やらせるべきではない」という紳士配慮かもしれないが、重要な役どころは女性には任せられないとの判断とも言える。これは、内閣組閣時において、世論意識して「ひとまず女性を飾っとくか」といった配慮環境大臣女性政治家が任命されるのと似ている気がする。ちょっぴり残念である

仕事の適正の男女差は否定され、女性も高度な理系能力と体力を要求する職業を全うできることが明らかになっている。

危機的な状況を迎えた企業の新社長女性が抜擢され、立て直しを実行する場面も増えてきた。

土木作業員や長距離トラック運転手女性も増え、医学分野でもきついとされてきた産婦人科医の女性活躍している。

医師の中で比べると、患者生存率も男医より女医の方が優れているという指摘もある。

宇宙飛行士女医比率を減らし、女性のあらゆる分野での活躍を目指したい。

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