2022-06-09

ネット歴史家の苦労

もうかなり前の話になるんだけど、掲示板かなにかで「○○というキャラSNSとかでは××というニックネームで呼ばれています元ネタはなんでしょうか。ネット確認出来る情報を教えてください」みたいな質問があって、俺が知ってる一番古い例が少し昔のゲームだったので「△△というゲームの似た立ち位置キャラが同様のニックネームで呼ばれていたのでそれじゃないかと思います」みたいに答えたんだ。

そしたら「それネット上で確認出来ないんで良いです、はい次」みたいになってなんじゃそりゃみたいになったけど今となってはよくわかる。特にサブカル的なブームみたいなのだネット確認出来ない場合ほかの方法で調べることは極めて困難なのだ

からネット以前の記憶を元にこういうことだろ?とか言われても本当かどうか調べるのが困難なのである

もちろん古い雑誌とかを収集してそれを元に調査するような立派な人もいるわけだけどそれをやるにはかなり大量のリソース(金、時間情熱・・・)が必要となる。ネット掲示板に書くようなちょっとした質問にはなかなかそこまでの労力をかけられない。

からサブカルネタ歴史関係だと90年代後半あたりで特にメインストリームから少しはずれたファンの間の小ネタとかは大きな断絶があったりするきがする。そしてそういうところにたとえばオタキングとか映画秘宝的な与太が入り込む余地が生まれているのかなあとおもう。

今のソシャゲとかサービス終了で跡形もなくなったりするのも結構あるし、それらベースネットミームとか由来不明のまま残っていくのもあるんだろうなあ・・・となんだか妙な気分になった。

  • ツイッター世界になって年寄りのオタクが当時の同人誌とか雑誌とかのキャプ画を載せて、私の持ってる資料のここにこういうのが書いてますみたいなのがちょいちょい出てきて今は逆...

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