2022-01-13

包茎手術完全版2022

先日の人気ランキング包茎トークが乗っていたので。

包茎手術を受けたのは5年前。

まだ俺が大学生だった時だ。

大学生はいってもまだ多感な時期、大っぴらにすることでもないが、

なんとなく「包茎は嫌だなあ」くらいの認識として持っていた。(今思えば高須院長の策略にハマっていた)

かといって具体的に手術をしようとは考えていなかったが。

そんな折、スマホ美容クリニックの広告が流れてきた。

何気なしに見てみたら、「包茎手術15万円!」的な文言が。

これだ!早速問診の予約を済ませる。

日向かったのは、大阪市内の某雑居ビル拠点を置く「A美容外科」。

周辺の治安はあまり良くなく、ビル自体も古かったが

この区画だけはリノベーションしているのか小奇麗だった。

受付を済ませると、にこやかなガタイのいい白衣男性(以下ガタイ)との問診がスタート

最初説明漏れが無いように、とガタイボイスレコーダーをセットし机に置いた。

ガタイは話が上手で、緊張している自分を和ませようとしているんだな、と感じた。

アンケート用紙・問診票に一通り記入し、予定している手術の内容を聞くと、次に通されたのは診察室だった。

そこに現れたのは、細身の白衣(以下細身)を着た男性

ガタイが「ここから医師の○○(細身)に任せますね」と言った。

お前は医者じゃねーのかよ!この辺から緊張と不安が高まってくる。

今更帰るとも言えないので、パンツを下ろしチンコさらけ出す。

ベッドの上に寝転がり、スプレー式の麻酔をかけられ、あっという間にチンコ感覚が無くなった。

ガタイと細身で触っているらしいが、何をされているのか全く分からない。

細身「うわーこれはひどいな……」

ガタイ「そうっすね、これは通常手術じゃ無理かもっすね……」

どうやら俺のチンコに恐れ慄いているらしい。

でも俺自身は何も考えられず、二人の言葉に戦々恐々しているだけ。

ガタイ「今一通り患部の状態見せてもらいましたけど、聞こえたと思います状態としてはだいぶひどいです」

  「なので切開は術後の跡が残らない方式で行いたいと思います

もう恐ろしくてただただ彼の言葉に弱々しく「ハイ……」と答えるだけ。

ガタイ「あとは先端にヒアルロン酸注入しますね~これが1本5万円」

  「今回はヒアルロン酸6本入れないとまたすぐに包茎に戻っちゃうので、いいですねー?」

俺「ハイ」

そのあともなんやオプションを大量に追加され、終わってみれば総額120万円程の大手術と化していた。

問診終了後、ガタイは「ローン組めば一か月1万数千円の支払いで済みますよ。期間は……10年位ですかね」

そんなもん払えるわけがない!

ようやく我に返った俺は適当な相槌を打ちながら、クリニックを後にした。

初診の費用は5000円だったと思う。

20歳そこそこで長期ローンを組む経済力も度胸もなく、

いろいろ調べた結果、ちょっと遠くの某市民病院泌尿器科包茎手術を行っていると知った。

そこの泌尿器科先生には、「カントン包茎から保険適用でだいたい7~8000円程度です」

との診察が下った。

美容クリニックの価格と比べると、実に98%オフ

こっちはこっちで不安になり、泌尿器科先生美容クリニックでの出来事を話した。

すると、「ああいうクリニックは半分詐欺みたいなもん」「アホみたいにオプション追加して法外な値段を請求する」

   「見た目重視とか言ってるけど、ほんとにそれだけ。終わったところで機能面の違いなんかない」

との厳しいご意見

結局その市民病院で手術を受けることになり、おばちゃん看護師チンコをみられたり、

術後2週間は患部が腫れ上がったりして大変だったが、結果的にアホみたいなローンを組まなくてよかったと思う。

長々と駄文を書き連ねたが、何が言いたいのかというと

包茎の人はまず泌尿器科行って、どうぞ。(仮性包茎でも手術は2万円そこそこだとか)

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