2020-01-17

だいぞうじいさんとがん

夫の腎臓腫瘍が見つかりまして。

断定は出来ないけど、95%、がん、だそうです。

それはそれはびっくりしたよね。

仕事中にメールで知らされたとき文字通りゾッとして、目の前が真っ暗になったよね。

わたしは夫がいなくなったら生きていけない。

夫がいない世界はまるで生きる意味がない。

夫と出会ってからずっと夫が大好きで、多少の諍いはあっても日々が大好きで満ちていて、夫を大好きなまま一緒にシワシワになって、いつかは夫の腕の中で生を終えると疑いもなく過ごしていたから。

オフィスで、トイレに行って少し泣きました。

どんな顔をして家に帰ればいいんだろう。

夫の顔を見たら涙が出てしまうのではないか

1番不安なのは夫のはずで、わたしが泣いたりしたらいけないのではないか

などと思いながらおりましたが、いざ帰ってみれば夫は普段通り犬と遊んでいたので、少し潤む目を気取られないように普段通り振る舞えたと思います

家に帰ったあと夫から詳しく話を聞くと、腫瘍サイズから見てステージ1の中の1番低めの分類。切除してしまえばこれきりの手術になるでしょう。と言われた、とのこと。

がん、って強いワードだなと思ったよね。

そんなことが新年あけてすぐの1月2日に起こりまして、あけましておめでとうとか言っている雰囲気でもなかったのですが、状況をきちんと理解していくうちに落ち着いてきました。

つぎの木曜日に手術です。

ドクター大学教授ということもあってか、かなり説明が上手くて、2時間ぐらいかけて基本的な事から現在事象へ掘り下げて説明をしてくれました。

取り得る策を全て挙げてくれたのちのディスカッションをもとに、プランAはロボット手術にて部分切除、腫瘍膀胱に触っていて部分切除が難しいようであればプランBの全摘出、出血した場合プランCの開腹手術、みたいな予定です。プランDまであったのですが忘れました。

色々とざーっと落ち着きはしましたが、こういう局面に遭遇するとそれぞれの人々の人間性やその人の人生優先順位などがよくも悪くもあけすけに見えてしまものです。

いまとても、夫の母に幻滅しています

夫の母にとっては、どうやら息子の手術及び健康よりもご自身面子の方が、全く比較にならないレベル優先順位が高いようです。

夫もがっかりしています

おそらく今後、夫の母との付き合いは大きく変化する事と思います

まり夫の前ではあらわにしないように努めていますが、わたしとしては軽蔑に近い気持ちを抱いています

という事を記しておこうという増田です。

こちらの国は医療費バカ高いので、手術と3泊の入院で350万円ほどかかります

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